単行本『アミュレット・ホテル』
方丈貴恵(著)
光文社(出版)
新刊
アミュレットホテルは、2つのルールさえ遵守すれば、
警察の介入が一切なく、銃でも偽造パスポートでも
ルームサービス可能な“犯罪者御用達ホテル”です。
ルールの一つ目は、ホテルに損害を与えない。
二つ目はホテルの敷地内で
傷害・殺人事件を起こさない。
そんなアミュレット・ホテルは
犯罪者の楽園のようですが、
やはり、そうはいかなくて、
絶対的ルールが破られる時は、
ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰め、
相応の対価を支払わせます。
ホテル探偵VS犯罪者の頭脳戦、
濃密なロジックで犯人を炙りだす
連作短篇ミステリー小説です。
言葉の意味を少しでも多く知っておくと
推理のヒントになったりしますし、
通常とは違う考え方も生かせますね。
現代の世相を反映した物語もあり、
切なくもありますが、読み物としてならば、
とても面白かったです
#今日のひとことブログ
松屋
ネギたま牛めしランチ
タマゴをかき混ぜて、食べると
とても美味しいです。
御馳走様でした。