『断罪のドラグネット』1巻
椹野道流(原作・脚本）
小田すずか(作画)
あすかコミックスＤＸ
KADOKAWA
先ずは、読んでみようと思った理由ですが、
この漫画の原作・脚本が
大学の法医学教室に在籍する
非常勤監察医だった椹野道流さんです。
人生初の漫画原作作品です。
シリーズのキーワード「ドラグネット」。
意味は包囲網。
犯罪者を追い詰める網であると同時に
コンビが抱え込んだ闇や
対峙しなくてはならない
深い傷を包み込む網でもあり、
好き・嫌いが分かれる作品だとは思いますが、
私は法医学に少しでも関心があれば、
とても興味深いお話だと思います。
ノストラダムスの大予言信じてた？
「1999年7月、空から降ってくる
恐怖の大王によって、世界は滅亡する！」
地球と人類の未来を恐るべき正確さで予見した
16世紀フランスの怪人ノストラダムス。
深読みされずに恐怖だけが
先走りしていましたね。
私が感じていたのは・・・
妄想しながら恐怖心を煽っても仕方ないし、
それを他人に吹き込むのも迷惑です。
当たるのか、当たらないかにせよ、
ノストラダムスの大予言から想像して、
そこから目の前にある事や危険性を予見して、
予防・用心する事でしょう。
そして、もうやるだけの事をやったら
運否天賦
All must be as God will.（すべては神のおぼしめし）
