鳥羽市相差(おおさつ)の神明神社参道に祀られている「石神さん」にもお参りしてきました。
「女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる」と海女たちが古くから言い伝えている石神さん。ご神体は神武天皇の母、玉依姫命(たまよりひめのみこと)
海女は守護のまじない「ドウマン・セイマン」を貝紫で磯着に描きます。海女の貝を採る素潜りは、常に危険を伴う命がけの作業だからです。 こちらのお守りはそのデザインに沿った手作りのもの。
星のマークがセーマン、格子縞がドーマンです。【星形の(☆・セーマン)は一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくることから潜水しても必ず浮上できるとか。ドーマンは出入り口がわからないから悪魔が入りにくく、その間にトモカズキといわれる悪霊から逃げられると信じられています。】 元来セーマンは平安期の陰陽師 安部清明、ドーマンはそのライバル、蘆屋道満からとったものといわれています。
野口みずきさんが金メダルをとった時も、このお守りを持参していたのだとか。
相差は鳥羽志摩エリアでもっとも海女の多い地域だそう。もっとも老齢化や後継者難、アワビの激減などで海女文化も風前の灯と言われています。
石神さんの傍らに建つ「相差海女文化資料館」 も拝見しましたが、ちょうど一年前に見た「炭鉱展」の「炭鉱のビーナス」と重なるものがあって胸が打たれました...

