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今年の振り返りB.O.L.T編です。

2022年秋から続いたAccentリリイベが2月で終幕、今年もボルスプやるのかな、ツアーはいつかなーと楽しみにしていたら、まさかの解散発表。ちぃちゃんが女優の道へ進むこと、4人でなければB.O.L.Tではない、といった理由だったと思います。

2023年、実は一番力を入れて追いかけようと思っていたのがB.O.L.Tだったので、衝撃度合いがすごくて、だいぶ食らいました

…。

 

 

B.O.L.Tはメンバーもスタッフも最高

B.O.L.Tはグループとして本当にバランス高井千帆…もとい高いグループでした。

ちぃちゃん

圧倒的美貌、ちょいちょい出るうっかりさん。グループのエースとして、ステージでの存在感は常に抜群でした。

またドラムへの挑戦を例にとっても、2021年に比べて2022年はよりリズムが正確に取れてスキルが上がっていたりと、向上心を感じさせてくれるアイドルでした。

 

るんぱん

色んな所で言ってるんですけど、スターダストプラネットNo.1のエンターテイナーはるんぱん。異論は認めます。

幅広い音楽に親しんできた引き出しの多さ、華のあるダンス、エモーショナルな歌声、ステージをプロデュースする能力、グッズのセンス。そのすべてを信頼しています。

 

あやちゃん

愛くるしい笑顔、元気いっぱいの立ち振る舞い、そしてメンバーやファンのことをよく観察していて細かい気遣いが出来る優しさ。B.O.L.Tの潤滑油はいつでもあやちゃんでした。

 

なのちゃん

まじめで一生懸命でしっかり者なんだけどたまにおっちょこちょいなかわいい推し。

B.O.L.Tでなのちゃんに出会えてうれしかったです。

 

またB.O.L.Tはスタッフさんたちも最高で。

リリイベではファンはもちろん、初見や通りすがりのファミリーまで全員をどう楽しませるかが常に考えられており、あのスタイルはあらゆるグループに参考にしてほしい素晴らしいものでした。

 

こういう動画出るグループほかにないよね笑

 

 

新しい道で

 

解散後は、ちぃちゃんは女優、あやなのはスタプラ研究生、そしてるんぱんはソロで活動を続けることに。

 

研究生はなかなか活動のペースが上がらなくて、二人の成長曲線が心配ですが、なのちゃんは浪江、あやちゃんはラジオと活動の場を得られているのは嬉しい限りです。来年あたり、新しいグループが出来るといいのですが。

 

るんぱんも、所属セクションが音楽ではないためになかなかライブ等が難しいようですが、るなフェスは相変わらず素晴らしいステージでした。

ギグタカでまた観られるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年を振り返ろう リリスク編です。
2月に新体制でリスタート。まさかの男女混合8人編成。
でも大正解でしたね。アイドルグループが体制変わると過去の体制と比較されるのは避けようがないけど、リリスクの場合は変わり方がドラスティックだから過去そもそも比較対象にならず、今の良さを純粋に見つけられるんですよね。画期的。

​New World

新体制として初めてリリースされたのがNew Worldでしたが、この時点で「勝ち」が確約されたのは本当に大きかったですね。

今のLS8のアンセムを初手でしっかり打ち出せたことで、その後に続いた楽曲達も受け入れられやすかったのかな、と。

成長スピード​まるでウサインボルト

楽曲のみならず、ライブでの成長スピードも目を見張るものがありましたね。


ほぼ満員のWWW X


悔しい思いもありつつ、新規を呼び込む施策でフロアを埋めたリキッド


来年はもっとたくさんの人に魅力が届くことを願っています。

フラットなプラットフォームへ

で、本題なんですが、現体制リリスクの活動で特筆すべき点はそのフラットな関係性なのかな、と思います。
なぜそう考えるかというと、前体制が終わった後にキム、minan、細田の三氏が新体制への展望を鼎談で語っていたのですが、そこで明確にアイドルビジネスの権力勾配が生み出すグロテスクな側面に言及がされていたんですよね。

アイドル産業では比較的「リベラル」と思われる(つまり権力主義的なトップダウンではなさそうな空気がそれなりにある)(異論反論は受け付けます)スターダストをよく観ている側からしても、こうした発言が運営から出てくることはほぼないので、そういう意味でとても新鮮でした。


さらに4月のユリイカではminanさんがエッセイを寄稿。そこでもアイドルビジネスとりわけ女性アイドルビジネスにまつわる多様な問題が踏み込んで指摘されていました。
正直なところ、こうしたステートメントとも言い得る意思表示を現役アイドルが表明した時に、それを受け入れられるファンダムはそれほど多くはないと思います。(引き合いに出して悪いけど自分が普段の空気を肌感覚を知っているという意味で)たぶんスタダのファン層はそもそも何が問題とされているのかも理解できない人が多いだろうし、理解できても受け入れられない人もたくさんいるだろうな、というぐらいの問題提起でした。
でもそれを言っても大丈夫だというヘッズへの信頼感や、そういうアティチュードを前提に新体制を構築していくんだ、という気概が読み取れた点で非常に意義深い寄稿だったと思います。

minanさんが提起した女性アイドルに関する問題については、例えばreinaさんがしばしばツイートで(オブラートに包んだ形も含め)コミットしているあたりに、グループ内でのコンセンサスを読み取る事も出来ますし、

https://x.com/ls_7_reina/status/1735864514200080615?s=46&t=5DYxEGCk5YSI4KBb9qEVyw


最近発表された制作スタジオについても、メンバーからのボトムアップでの表現を積極的に生み出すことを意図しているという意味で、リリスク自体がハブでありプラットフォームとして、新しいアイドルグループ像を提示していると感じます。

スタジオのクラファンも微力ながら応援したので、今後の展開を楽しみにしていきたいと思います。

想い出いくつか


2月のフリーライブ。


4月からのEPリリイベツアーも楽しかったっすね。







子どもを連れてったらとても楽しんでくれたのも嬉しかったです。





えー、2023年の年末ライブも終わりまして、今年の振り返りをば。


2017年に初めて観て(ちゃん瀬田がきゅうり持ってたあのライブ)、この数年は一番通ってたグループかなってぐらいハマってたばっしょーちゃんですが、今年はびっくりするぐらい物理的にも心理的にも距離が離れた一年でした。いやーこんな一年になると一年前には想像だにせず。と言いたいけどうっすらそんな気もしてた。理由は後述。ですが読んで楽しいものではないのでここで引き返すことをおすすめします。


2023年の活動

さて、ばっしょーちゃん自身としては2023年は過去最高のキャリアを積み上げた一年だったと思います。

美舞ちゃん受験に伴う各メンバーのソロコンを成功させ、春ツアー、周年ライブを経て、過去最大キャパの年末ライブをソールド。

特に、そこに向けて販促を打っていたわけでもない年末ライブをソールドしたのは、それだけファンダムが育っている証拠で素直に素晴らしいと思います(ただ去年の中野は早い段階でソールドしたので、厳密には去年の段階でどのくらいチケットが売れるグループになってたのかは分からないんですよね。去年TDCでもソールド出来たかもしれないし)。


加えて、あんどこMVで使用したフンドーキンさんのイベントにお呼ばれしたり、宗像祭に出演したりと、「九州」に根付くグループとしての地歩を固めていった一年でもありました。


また国内のみならず海外にもタイ、台湾、フランス、カンボジア、ロケでは韓国もと、グローバルに活動する機会が増えたことも、グループの楽曲の方向性を考えても良いことだったと思います。

(楽曲とグローバルマーケットとの親和性については↓を)(パリのジャパンエキスポのライブ動画、たしか日本の伝統と最新の音楽の融合みたいなキャプション付けられてて、もちろんそういうブッキングなのは当然なんだけど妙なオリエンタリズムに回収されないといいな、というのはあります)


​スカコアやっぱりもうやらんの?

じゃあなんでそんなに心が離れたのって話なんですが、スカコア期の楽曲がほぼセトリに入らないことが一番の理由になるかなと思います。

温故知新ツアーをやった2021年、九祭をリリースした2022年を経て、2023年は近年の楽曲と過去曲というかスカコア楽曲の融合をしてくれるのかな、と思ってたんですけど、今年のセットリスト見ると過去曲はやっぱりトッピングなんですよね。

(↓8周年のセトリは嬉しかった)

いや、「おっしょい!」やってんじゃんとかたまに「びびび」セトリに入るじゃん、とか「ますとばい!」はまだ定番でしょ、とかあると思うんですけど、そうじゃなくてスカコア楽曲をもう一度柱(の一つ)にしてほしいんです。

これはもう本当に個人的な願望なんですけど、数年前に仕事や家庭でしんどい時にばっしょーしか聴けない時期があって、人生救ってくれた楽曲達が今では「そんなんありましたっけ?」みたいな扱いなのがシンプルに寂しいんですよね。

そんなこんなで、今年はライブを観るたびに「観たいばっしょー」と「今のばっしょー」の乖離が広がっていってる感じがしてキツかったです。


それに加えて(そもそもリリースが少なかったですが)あんどこにせよヒナタベルにせよ、この2年ほどの流れを引き継いでアレンジはボーカルにエフェクトありきのため、ライブではいつ観てもとても安定している(それはそれですごいこと)一方で、「今日このステージでしか観られないモノ感」はどうしてもスポイルされてしまうんですよね。

そういう意味でも、多少ピッチがずれようがリズムが怪しかろうが昔の全力で激しい曲をパフォーマンスしてた頃とは変わっ(てしまっ)たんだな〜と感じざるを得ないのが寂しさをかき立てるのです。


九州を代表するということ?

以下はついでの話&普通に心配しているところですが、九州ネタで楽曲を作ることについて、九州をrepすることってそんなに簡単じゃないよねというのも正直思っておりまして。

メンバーは基本福岡(きいなちゃんは長崎だけど)の出身なので、福岡以外の各県の文化を本当に肌感覚なりで知っている訳ではない。

そういう人たちが他県の文化をネタに楽曲リリースして「九州を広めます!」みたいなのも広義の文化の盗用になりかねない危険性はあるのではないかと危うさを感じていたり。例えば東京生まれの人が関東各県を代弁する曲をリリースって置き換えたらまあまあその奇妙さは伝わるような気がしていて(関東と九州でその辺りの地域的一体感にどの程度違いがあるのか分からないので例として適切かどうかアレですが)。


結局そういうプランでやってるのはプロデュース側が中央(東京)目線で九州を九州として括ってしまっているからなんじゃないの?とか、それが面白いものとしてウケているのも我々の感覚が中央からの目線だからなのかなーとかモヤったりしています(つまりさっき出てきたオリエンタリズムの縮小版がここにもあるんじゃないかという話)(まあそもそもローカルアイドルが東京で勝負する時点でそういう構造が不可避的にビルトインされるので、何を今さら感もあるのですが)。


だから九祭は一つの試みとして面白かったし、メンバー毎に担当県があったのも「代弁する資格」問題を意識していたからなんだろうなと思う訳ですが、それを九祭以降も続けるとなると改めて「なんで福岡じゃなくて九州なの?」って点が問われるようになると思うんですよね。今のところ童謡という(地域文化ではあるけど誰のものでもない)フィールドを選んだり、フンドーキンさんみたいな地元企業とコラボしたりで上手くその辺りの問題を回避出来ているような気もしますが、今後の展開としてどう折り合いを付けていくのかなというのは気になるところではあります。

というかそもそも論として、福岡以外の九州各県のファンたちがその辺りどう思ってるのかちょっと興味があります。別にそんなこと気にならないもんですか?


2024年に向けて

まあ暗い話は置いといて、2024年どういう活動になるんでしょうか。メイソンズと回って以来5年ぶりのZeppツアーもあるので、ぜひ今回こそは動員的にも成功して欲しいなと思います。


個人的な期待としては、ヒナタベル&でんでらはかなり好きな部類ですが(あんどことか)楽曲単体としては今年は今ひとつ感が拭えないので(MVの再生回数の伸び悩みなんかにもその辺りが反映されてるのかな、と)、来年は方向性は変わらないなら変わらないで、わた恋〜YOIMIYA〜虹ノ湊クラスの楽曲が出てくることを期待してます。


ということでまた来年!