頬に光る涙は未来を照らす灯火となる-B.O.L.T初のバンドセットライブ | being here

11月12日土曜。B.O.L.Tのワンマンを観にさいたま新都心へ。

初のヘブンズロックでした。



ライブタイトルはRock the B.O.L.T。

待望のバンドセットでのライブでした。



レポはこちらのナタリー さんの記事をどうぞ(丸投げ)

https://natalie.mu/music/news/501282



この日のハイライトは、アンコールでのメンバー挨拶でしょう。

分厚いバンドサウンドに乗ってパワフルなパフォーマンスを見せたメンバーの目に浮かんでいたのは大粒の涙でした。

なのちゃんを皮切りに、るんぱん、そしてちぃちゃんと涙が伝播していったのですが、個人的にとりわけ心を揺さぶられたのはるんぱんのそれでした。


キャリア25年とイジられることもあるほどスタプラでもベテランのるんぱん。

とはいえそのキャリアは必ずしも順風満帆だった訳ではなかったと思います。

実際にあいさつの中ではこのように語っていました。

  • 音楽のパワーを全身で感じて、私は音楽が大好きなので、どんな大きさの会場でもどんな人数の方の前でも楽しめているのが一番なのかなと思った日もありました。

B.O.L.Tの音楽は間違いなく優れている一方で、なかなか動員が伸びない現実があること。

もっと遡れば、ロジャポがB.O.L.Tに発展的解消されたこと。

おそらく忸怩たる思いを抱えた時期も少なくなかったのではないかと思います。


そんなるんぱんが涙ながらにこう語りました。

  • 内藤は涙で声を震わせながらも「私は何年もステージの上に立って踊ってきましたが、今日は今までに感じたことのない、歌い踊る喜びを感じられたなという1日でした。今日のこのステージが、今までの人生の中で自分が一番自分が生き生きしていた瞬間なんじゃないかと感じました。

  • 今日改めて生バンドでやらせていただいて、欲張りさんになったのでもっともっと大きな場所でB.O.L.Tの音楽をもっともっとたくさんの方に聴いていただきたいなと思いました」と語った。

今を心から楽しむことが出来ているからこそ、未来を夢見る言葉を口にすることが出来る。

滅多に見せないるんぱんの涙がスポットに光る様は、さながら未来を照らす灯火のようでした。

そんな涙に溢れるステージの光景を見て、ついついもらい泣き。


B.O.L.Tはスタッフ含め暖かく素敵なチームだと日頃から感じるところですが、そんなチームB.O.L.Tに相応しい明るい未来が訪れるように、微力ながらこれからも応援していきたいなと感じさせられたさいたま新都心の夜でした。