星野蒼良ラストライブ@渋谷TSUTAYA O-EAST | being here
 

あっという間に3月末、卒業ライブになってしまいました…
関東は数日前から桜も満開。予報は春の嵐でしたが穏やかな晴れ間も除き、そららの卒業を祝福しているかのようです。
 
 
会場は渋谷TSUTAYA O-EAST。
三列目で近い近い。この近さはおっしょい祭り以来です。そしてきいなちゃんを生で観るのもおっしょい祭り以来。
 

実はO-EAST、初めてばっしょーのワンマンを観た会場なんですよね。瀬田さくらがキュウリを持った🥒伝説のライブです。

ちなみにそれが初ばっしょーだったので、初めてそららを観たのも、最後にそららを観るのもO-EASTということになりました。

 

あの頃はメグリー発売が控えてましたね。

 

さて、ライブですが特に湿っぽくなることもなく、アゲ曲から和ブロック、カッコいいブロックと今のばってん少女隊の実力を惜しみなく発揮する素晴らしい構成。歌もダンスもみんなコンディション良さそうでとにかく楽しかったです。

 

合間には集合写真の変遷からそららの(背の)成長を振り返るコーナーも。

 

最後に「びびび」や城島でも披露された「ばってん少女」も飛び出し、明るく楽しいいつものばっしょーでライブを締めくくりました。
 
アンコールなしでラストにメンバーから挨拶。
トップバッターの愛ちゃんは(一部ということもあり)最初はそららに特に触れる気がなさそうな内容でメンバーから突っ込まれてましたが、そういう中で愛ちゃんから自然体の言葉でそららへのエールとこれからの自分たちの決意が語られたのが妙に沁みて、そこから普通に結構泣いてました(きーなちゃんに「え、もう泣いてる?」みたいな顔で見られた気がするけど間違いなく気のせいです)。でも泣いてるけどもちろんそららにとってはめでたい話なので、「晴れ晴れとした寂しさ」(by『動物のお医者さん』の菱沼さん)みたいな心境と言いますか。
 
そららも「一部で泣くつもりなかったのに」と言いながらも、ばっしょーへの離れがたさと新しい人生への決意を涙ながらに語ってくれました。
 
背が伸びたねー、のポーズで記念写真。

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(きーなちゃんも言ってましたが)そららは最年少ながら落ち着いた性格で、人をいじったりすることを良しとしない強さもあり、ハイなメンバーが多いばっしょーにとって貴重なバランスをもたらしてくれる存在だったなぁ、と、改めて思いました。
 
また少し鼻にかかる声質も5人の中でとても素敵な存在感を放っていて、ばっしょーの「歌」を支える核の一つでしたので、そうした意味でもしばらくは喪失感がありそうです。
 
とはいえ本人が選んだ道をこうやって祝福して送り出せるのは本当に幸せなことなので(と他所のグループのあれこれで余計に感じてしまいますが…)、このような状況下でもライブを開催してくれたメンバー、スタッフに感謝しています。
 
そして最後に「会えなくなっても、これからも皆さんのことを応援しています」と言ってくれたそららに特大の「ありがとう」を。
 
新しい道でもそらららしく頑張ってね!
 
 

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追記

新メンバー予告があったように、これでばってん少女隊の歴史は一つの時代が終わりましたね。
ますとばい!からハマって楽曲を聴き、(東京中心でしたが)いくつかの重要なライブにも参加してきた身としても感慨深いものがありました。

スタプラの中でも明るく賑やかなばっしょーの楽曲は心が辛い時に本当によく効くので、一時期、仕事がしんどくてばっしょーしか音楽を聴けないような時もあり、本当に助けてもらいました。
またばっしょーのライブは本当に客も平和で、嫌な思いをしたことがないんですよね。

ますとばい!からBGMを挟んでふぁんへ、メンバーの成長とともに歌う楽曲のテイストも変わり、そしてビクターの契約解除を始めとするさまざまな逆境を乗り越えてきたその姿に一つの区切りが付けられることの寂しさが、そららの卒業によって象徴的に表されている、そんな気がしています。