その治療は必要ですか?(下品注意) | 平間駅の予防歯科 ワコ歯科・矯正歯科クリニック 川崎市中原区

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予防歯科と、なるべく削らない、抜かない歯科治療を目指し、日々アレコレ考える横浜の歯科医師のひとりごとです。

 削りたくない、抜きたくないという事を日々考えている横浜の歯科医師の長崎です。



 今回は、歯の治療とちょっと離れた話を。

 下品な話が嫌いな方は読まないことをお勧めします。














































 読むんですね。では。

 医師、歯科医師が勧める治療が、ほんとうに必要かどうか?という話です。

 最もわかりやすい例で言うと、包茎治療があります。

・日本人の6割が包茎

・包茎だと粗チンになる

・包茎だとモテない

・包茎だとガンになる

・包茎だと女性もガンになる

 不安をあおり、高額な治療を受けるように促しています。


 日本に包茎治療を導入したのは、※クリニックの※先生です。

(無用のトラブルを防ぐために伏せ字にしました。

 西原理恵子さんのマンガによく出てきますし、包茎以外の整形、脂肪吸引等の海外から取り入れた最新の技術を、患者さんより先にまず自分自身の体で試すという方針は尊敬しています。

 ※先生の方針に感銘を受け、私自身の歯の治療をする時は、必ず研修医にやってもらうことにしています。当然、不慣れな点はあるのですが、患者さんを練習台にするよりは、まず自分自身の体を差し出すべきだろう、という考えです。

それでも、日本に包茎治療を導入した経緯に関してはいかがなものかと思います。
 
 ヨーロッパ留学時、ユダヤ人が幼少期に割礼を受けているのを知り、もし日本に「包茎治療」を導入すれば、日本人の半分5000万人が市場の巨大なビジネスになる、と思いついたそうです。

 そもそもユダヤ人の割礼は宗教的な理由で行われているので、肉体的にはそれほど包皮を切り取る必然性は薄いのです。また、日本には「包茎は治療すべきもの」という概念自体がありませんでした。

 そこで※先生が行ったのは、若者向け週刊誌で若い女性に

・包茎はダサい

・臭そう

・早漏そう

・彼氏にしたくない

等々言わせるというネガティブキャンペーンでした。

 かつ、真性包茎(勃起してもムケない)しか本来病的な(治療の必要な)状態ではないのに、それでは市場として小さすぎるので「仮性包茎(普段はムケていない、あるいは皮が余っているが、勃起すればムケる。普通のチンポ)は治療が必要」と主張し、仮性包茎という新しい病気を作ってしまったのです。

 本来、なんら治療の必要もなく、誰も気にしていない状態を「病気である。ヤバイ。モテない。粗チン。早漏。」と煽り立てることで、病気に仕立て上げ、一大市場にしてしまったわけです。

 証拠は私です。※先生が言うところの仮性包茎ですが、39年の人生で何ら困った事はありませんし、結婚も出来ました。形態、機能的にも不満は…AV男優と比較すると確かに見劣りはするでしょうが、プロとアマを比べること自体おかしいでしょう。

 ビジネスマンとしての才覚は素晴らしいと思いますが、医療に関わる人間としてはいかがかものかと思います。

 あらゆる分野において、これまでになかった価値観を創造し、人に「欲しい」と思わせるというのはベンチャービジネスの本ではよく出てくることですし、そのような発想が出来る人を尊敬はします。

 ただ、医療の分野においては、それは普通のビジネスと同列に「新しい価値観を創造」しようとすると「これまで病気と認識されていなかった状態を、病気として取り上げ、治療が必要だと煽り、不要な行為を人体に施す」ことになります。

 包茎治療はその最たるものでしょう。

 他にも医療の分野においては「これまで病気と認識されていなかった状態」を「実は~だった!」として、治療が必要だと煽る例が後を立ちません。

 また、※先生のように「不要な治療と知りつつ、ビジネスのためにやっている」人だけでなく、必要か不要かを簡単に判断できないことや、自分の信念からそれが正しいこと、患者さんの為になることと信じて行っている場合もあります。 

 そのような理由から、簡単に悪として断罪できないことから、包茎治療以外の具体的な例について挙げることは避けます。

 それに、亀田批判をしたがためにブログを消された亀海喜寛(元日本王者)や、亀田大毅王座獲得の裏で亀田興毅、亀田和毅がJBC関係者を監禁・恫喝した件を他のマスコミがビビるなか取材し、脅迫受けている拳論の片岡亮さんほど、私は勇敢ではありません。

大毅、王座獲得の舞台裏 監禁・恫喝

http://boxing.dtiblog.com/blog-entry-3471.html

 大変恥ずかしいことですが、自分の身が可愛いので、公の場では口を慎みます。

 

 話が逸れました。

 つまり、私が「虫歯予防の為に、フッ素を使いましょう。キシリトールガムを噛みましょう。定期的に歯科医院で歯のお掃除をして、歯周病をコントロールしましょう。」ともっともらしく語り、偉い人の言葉を借りたり、本や公的な期間のデータを引用したからと言って、鵜呑みにして信じず「本当に必要なのだろうか?商売の為に言っているのではないだろうか?」と一歩引く冷静さを患者さんには持って欲しい、ということです。