昨日は、ワンズたちにお留守番してもらい。
動物愛護シンポジウムに友人と行ってきました。


大きな会場に空席がまだまだあって、ちょっと寂しかったです。

こちらがプログラム↓


盛り沢山の会でした。

映像「はな子さんからのメッセージ」を見ながら、
涙がポロポロ😭

たったひとりぼっちで、60年以上もの間コンクリートの上と狭い象舎で暮らし生涯を終えたゾウのはな子さんを見つめたドキュメンタリー。
映像の中にサブテーマとして北海道の鮭がむかえている試練を取り上げ、人類がいかに、命に対してひどい扱いをしているのかが、差し込まれてきます。

小さい頃、読んだ絵本で何が衝撃だったかを映像をみて思い出しました。楽しい絵本、わくわくする絵本、沢山読んだけれど、でも、私にとって一番忘れられない本は、
サケの一生を描いた絵本だったことを思い出したのです。

次世代を生み出すための川上りの壮絶さ。
お役目を終えたら死んでしまう無情さ。
何もかもがショックで。
「もう、鮭は食べない」と絶食宣言した子供の頃。
後から知ったのですが、困った両親は、「これはサケじゃない。マスだよ。」と、説得して、幼い私も想像はそこまでで、マスと信じてサケを食べていました。

昨日そのことを久しぶりに思い出しました。
原点なのかな私の。
人間以外の命というものを見つめるきっかけ。


そして、
シンガーソングライター Shinoさんの登場。

二曲目に歌ってくださった牛さんの歌に、
ポロポロが転じて、滝の涙が。
声を出さないで泣くことが辛いこと辛いこと。

8年前、原発事故で失われた沢山の動物たちの命。
クローズアップをほとんどされず見殺しにされた命。
当時、毎晩、何も行動起こせず泣いてだけ過ごした自分への思い。
そんなことが頭の中をグルグルしながら涙が止まりませんでした。

時間に甘え、和らげてもらうのは哀しみだけにして、
忘れてはいけない教訓、学び、虐げられている命に寄り添うこと。
これだけは、どれだけ時間を経ても忘れてはいけないこと。
そう噛み締め、胸にしっかり刻みなおしました。

もう、この時点で、頭が痛くなるくらい泣いたのですが、会はこれからも、盛りだくさんで続いて行きました。


あ、忘れていた、来賓紹介で思ったこと。
市議さんらが登壇され挨拶されていました。

一緒に行った地元の友人に尋ねたら、みな、
与党(自民、公明)議員さんだとのこと。
こういうところに、立憲とか顔出さないのかな?
野党が選挙に勝てない理由。草の根に近づかないで選挙の時だけ草の根の味方のように言ってるように思えること。本当に残念。

ちなみに、この議員さん方々、杉本さんの講演が終わったらサッと帰られました。わかりやすい💦


さて。

杉本彩さんの講演。
今年改正された動物愛護法の改正の内容と解説、問題点を話してくださいました。


杉本さんの講演以降は、次に書くことにします。


会が延びて延びて、帰宅したのが20時少し前。
お腹を空かせたワンズ。
ニッチ案の定、機嫌が悪い。
久々、ガウがでました。

甘えもわがままも体当たりでぶつけてくる日花。
ニッチも生きてるね!一生懸命!
講演会を経て、そんな感情が湧き上がり、思わず愛おしい気持ちが込み上げた昨夜の私でした。