こんにちは。
先日、面白そうな本を見つけました。
池谷裕二さんの「ココロの盲点」

脳にはクセがあるそうです。

認知バイアスと呼ばれる脳のクセを、分かりやすく解説してくれた絵本です。



30ある項目の中から一つをご紹介。


感情の進化論

次の二つの矛盾した身体状況があります。
どちらが感情としてよりうれしく感じられるでしょうか。

①顔を笑顔にしながら、身体は肩を落とす
②顔を落胆した表情にしながら、身体はガッツポーズ

主役はどっち






正解は、②

楽しい時は自然と笑顔になり、悲しい時は自然と落ち込んだ顔になります。
身体も同じで、
ガッツポーズを作ると楽しく元気な気分になり、肩を落とすと落ち込んだ気分になります。

体は心のスイッチ。
表情と姿勢は共に、それに見合った「気分」を形づくってくれます。

そうなると、表情と姿勢はどちらが大切か。
それを問うたのがこの質問です。

質問の答のように、感情は、表情よりも「姿勢」に強く引っぱられるそうです。
体による感情表現は、顔による感情表現よりも進化的に古くから備わっています。

なので、脳は顔よりも体との結びつきが強いとの事。


という事は、やる気が出ないでだらっとしている時に、
シャキッと背筋を伸ばすのは効果があるということですね。

しかし、落ち込み真っ最中の時に無理矢理カラダで元気を表現するのはツラいですね。
そういう時は一旦落ちついてからでいいと思います。
走ってみるとか。
叫んでみるとか。

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足裏・タイ古式マッサージ
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