久「はぁ…」
「どうしたんですか？」
委員長室を出て自分の班の部屋に戻る途中
たまたま廊下にいた美玖と会った
金「なんか、元気ないですよ？」
久「今絶対アンハッピーオーラ出てる
自信あるわぁ」
金「えぇ！？そんなにですか？
…って言っても、私たちオーラあります？」
久「いや、無い。例えで言ってみただけ」
金「そうですか…
それにしても落ち込みすぎですよ？」
久「あぁ…ちょっとね。
久々に案件きたかと思えば、私のやらかしで
自分で捜索しなきゃいけなくなったの」
金「1人でですか！？」
久「うん…まぁ、私が勝手な思いつきで
人間界にいっちゃったのもあるし
みんなでクリスマスパーティーできなかった
責任もあるし…」
金「あー、なるほど。
でも、クリスマスパーティーはしましたよ？」
久「…え？」
金「あのー、史帆さん企画で
みんなで集まってプレゼント交換とか
色々しましたよ！楽しかったです！」
久「そんな…」
金「だって、久美さんが帰ってこないって
史帆さんが言ってて、クリスマスは
待ってくれないので久美さん不在でしたが
強行で…って感じで」
久「まじかぁ…」
金「まじです…」
久「…」
金「…」
久「…」
金「…？」
久「あ"あ"ぁぁ…クリスマスがぁ…」
金「えぇ…久美さんそんなに
クリスマス好きだったんですか！？」
久「いやぁ…滅多にないみんなが集まれる
タイミングだったからさ…」
金「なるほど。まぁでも、人間界には
お正月にみんなで集まってご飯を食べるって
こともあるらしいですよ」
久「ええ！なにそれ？」
金「まぁ、私も詳しく知らないんですけど
ひなのから聞きまして…」
久「本当に！！！やったー！
じゃあ任務行ってくるね！」
金「は、はい…」
久美の様子は一瞬で明るくなり
走って鏡がある部屋まで行ってしまった
金(久美さんって…パーティーがしたいの？)
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久(場所は分からなくてもなんとかなる！)
久「鏡よ鏡…あぁ違う💦」
(私しっかりしないとっ！
今朝読んだ人間界の童話思い出しちゃった…
気持ち切り替えて…っと)