久美から人間界散歩のアナウンスが入る

なんとなく、誰が来るかは予想してたが…



久「え…」




部屋に入ると誰もいなかった




久(あれ?マイクの音量下げてたかな…)



確認のために放送室へ向かおうとすると

美玲と出会った



美「あっ、お疲れ様!」



久「お疲れ様、みーぱんって

さっきの放送聞こえた?」



美「うん、聞こえたよ。

人間界にお散歩でしょ?」




久「そ、そう…なんだけどさ…」




美「どうかした?」




久「いやぁ…まぁ、実は誰もいなくて…」




美「あー、それはそうだろうね」




久「え?何かみーぱん知ってるの?」




美「うん。1班の菜緒とひなのは史帆の

仕事手伝ってて、私たち2班は日報整理

3班のあやちゃんは…わかんない!

4班は今度花ちゃんずでライブするらしいから

それの準備、5班はミーティング中」




久「なるほど、みんな忙しいね…」




美「そうだね…任務はないけど

その分、作業が多くて。」




久「そっか、じゃあ彩花を探してから

向かおうかな。」




美「了解!気をつけてね!」



久「うん、ありがとう」




美玲と別れ、そのまま3班の部屋に入ると

彩花の姿があったが、寝ていた




久(お昼寝中…かぁ…。よし、1人で…)



彩花の机の上に置き手紙があった



"夜、ハッピーオーラ研究所の若林さんの

ところへ行ってきます。めいめいも一緒に"




おそらく私の机の上に置こうとしたのだろう

しかし、それまでに寝落ちしてしまったのか…



確認はできたので許可とサインを手紙に

書き足しておく


起こさないように部屋から出て、

人間界へ向かうための大きな鏡がある部屋へ

向かう



久(久々だなぁ…)



改めて大きな鏡を見ると

今まで関わってきた任務のことを思い出す




久「よし…

世界中の人の今日が、ハッピーオーラ
に包まれる1日でありますように!」


光に包まれ、鏡の中へ入って行く


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史「おっ、任務通知…」



管理PCの画面右下に任務通知のメッセージが
届き確認する


史「えーっと…人間界へ巡回
メンバーは佐々木久美…以上。
え、久美1人で行ったの!?」



to be continue…