資料:立正愛国社出版部『共産主義の黒幕ユダヤ民族の大陰謀を暴露す、メイソン秘密結社の正体と我が国の現状』 1928年 昭和28年
資料
我が国民思想の悪化については、種々の原因があるけれど、その主なものはユダヤ人の陰謀からくるものである。
ここにおいて私はユダヤ人がなぜにこういった世界的大陰謀を企図するのか、その今日にいたる歴史、その手段方法ならびにメイソン秘密結社員集会の席上においてその首領がなす演説の原稿のなかでもっとも重要な一部を摘録して、もって大和民族たる我々はいかなる方法をたててこれらに対応すべきかの大決心をなすべき参考資料に供しようとするものである。
まずなぜユダヤ民族がこのような世界的大革命の陰謀を企図するに至ったのかについて述べてみよう。
ユダヤの祖国は往昔アジアとヨーロッパとアフリカの中間に位置し、地中海に面した所に位置国家をなしていたもので、面積はわが国の九州くらいのものであったが、今よりもおよそ2000年まえにバビロニアの国王ネブカドネザルのために国家を滅ぼされユダヤ人は四散して亡国の悲哀を感じつつ流浪の民となったのである。
この流浪の民となったユダヤ人らはいかにしてふくしゅうすべきか、またいかにして大ユダヤ国を再建すべきかということについて考えた結果、金の力すなわち黄金の威力をもってすべての目的を達成するよりほかに方法がないということに帰着したのである。
そこでいずれの地に移ったものも、金を貯える汲々として金のためにはいかなる手段も選ばず、またいかなる迫害にもへこたれなかったのである。
だからいずれの国においても彼らは嫌われて、仕舞には追い出された。時には殺されることもあった。かのコロンブスのアメリカ発見のようなものは、ベルギーに移住したユダヤ人が同国で圧制を受けたため他にすむべき地を探そうとして有志を募って出かけた一行である。
このようにいずれの国においても圧制をうけ虐待されたため彼らは深くこれをふくみ他日目的を達成した暁は他の民族に対して復讐しようという観念がいよいよますます深刻になったのである。
それ以来、彼らは営々として黄金収集に努力したその結果現在では世界の富の7割は彼らの掌中に占められている。
世界屈指の大富豪はみなユダヤ人である。アメリカのモルガン、シフ、ロックフェラー、ゴッケンハイム、カーネギー、セルグマン、アルトマン、イギリスのロスチャイルド、モーリスヒルシュ、フランスのカモンド、フォールド、ドイツのスチンネルなど皆しかり、単に富豪だけではない。世界の医師や弁護士の大部分はユダヤ人である。例えばハンガリーでは弁護士の95%、医師の90%はユダヤ人である。ドイツでも医師はドイツ人1人に対してユダヤ人8人の割合であり、ニューヨークでは弁護士の6割はユダヤ人である。
また世界の大政治家のなかにもたくさんいる。米国第2代大統領アダムスなどは純ユダヤ人である。その他各国の政治家の使命のごときは一々枚挙にいとまがない。
そして彼らはすべてユダヤ教なるものを信仰している経文のなかには次のようなことが書いてある。
- ユダヤ人は神の選民である。ほかの民族は魂のないゴイ(豚)である。
- 世界はユダヤ人に属すべきものなり。これを占領するため、ユダヤ人はいかなる仮面を被ってもよい。
- 諸国の王の冠は悉くユダヤ人の前に落とされる。
- 諸国の金庫はすべてユダヤ人の足元に集められる。
- 日本国民を欺瞞し、自由・平等を唱和せしめ、秩序ある統一を破壊すること
- 階級闘争を誘起せしめるため労働運動を鼓吹すること
- 淫蕩文学を鼓吹し国家発展の基礎たる節操観念を失わしめ内部より崩壊に導くこと
- 皇帝の保護および愛国心の涵養に任ずる軍隊を廃止することに努力すること
- 当路の代官と権威ある言論機関を買収すること
- 政党の軋轢その他各種の内訌を助長せしむるため不平分子を懐柔して革命の動機を醞醸せしめること
コメント
このような資料は類似的なものも含めて多数用意したいと思います。現在の日本ではほぼほぼ論じられることがないことです。少々提示する資料が重複する部分もありますが、あくまでも資料の提示が目的ですので、重複する情報についてはご了承願いたく思います。