私は世の中で肯定的な扱いを受けている概念に対して、基本的には疑いの目を向けるところがあります。

 

民主主義 人権 自由 平等 スポーツ 映画

 

何かその概念に対して否定的な見解を言ってはいけないような空気があれば、大抵の場合反発心を覚えます。

 

上記のものについても今後なぜ肯定的にだけ捉えるべきではないのかという点については説明したいと思いますが、これと同じように、私は「芸術」というものも、無批判になんでも肯定する気にはなれません。

 

私たちが生活する日常にあって、眩い太陽に照らされた日中の世界があれば、それと同じように暗闇が世界を飲み込む夜があります。これと同じように民主主義や人権、自由や平等、スポーツや映画といったものも、光り輝く要素があれば、それと並行して、恥ずべきと感じられるような部分や、邪と感じられるような部分も見いだせると思えます。

 

今回はそういったものの中で芸術というものに潜む暗部を垣間見れるものを紹介したいと思います。

 

いわゆる陰謀論と呼ばれるものの中で取りざたされる機会も少なくないので知っている方は当然に知っていると思われますが、欧米のセレブリティの中で持て囃されているアーティストなどと呼ばれている人々の中には、眉を顰めたくなるようなことをしている人たちがいます。本人たちが望んでやっているのかどうかまでは確定的には論じれらませんが、しばしば、そこにはアートという名前に隠れた何らかの目的が潜んでいたりします。

 

よく言われるのは現代音楽の中にはサブリミナル効果が盛り込まれた音楽が存在し、イギリスのロックバンドのビートルズなどに代表されるように大衆音楽の歌詞、リズムやメロディー、ミュージックビデオなどに様々な心理操作が行われていると言われています。どこからどこまでが事実なのかまでは、定かではありませんが、すべてとは言えないにせよ、その一部はおそらく事実なのでしょう。

 

音楽ばかりではなく、現代アートの多くにこのような一般大衆に対する多くのサブリミナルな心理操作が行われているというのも間違いないと思います。これらの心理操作がなぜ行われ、何を目的としているのか、どういった人たち、団体がこのようなことを企画しているのか、判然としない部分があったと思いますが、近年のネット社会にあって、彼らがどのような目的をもってこのようなことをしているのか、様々な推測や分析がなされるようになってきました。

 

心理操作が行われているというのは間違いのないことだと思いますが、その規模や目的など必ずしも推測の域を出ないものと思いますが、それでも確からしい推測や分析も見て取れます。人によっては突拍子もない議論のように感じるかもしれませんが、人類の様々な歴史的事実をつなぎ合わせていくと、あながち妄想や欺瞞と言い切れない部分があると感じるのも事実です。

 

今回取り上げたいのは、2016年の大統領選挙の頃に特に大々的に取り上げられた一人の現代アーティストと呼ばれる人についての話です。

 

彼女はセルビア出身で、名前はマリーナ・アブラモヴィッチといいます。パフォーマンスアーティストとして名を知られていますが、慈善家としての側面もあります。慈善家という概念を使いたがる人たちは大抵何らかの一般の市民には言えないような活動をしているものだと私は勝手に思っています。

 

2016年にヒラリー・クリントンの選挙対策委員を務めていたジョン・ポデスタのメールがリークされました。この中でアブラモビッチからポデスタ兄弟へのメッセージがありました。アブラモビッチはスピリット・クッキングといういわゆるパフォーマンスを行っていました。スピリット・クッキングは、様々な体液を混合して媚薬なるものを作成し、壁に豚とされる血で書かれた文字で、暴力的な指示が書かれます。

 

他にも、人を模した食品を切り刻んでセレブリティにもてなす彼女のパフォーマンスは有名ですが、スピリット・クッキングは、まるで悪魔崇拝の儀式のようです。彼女は一説にはイギリスの悪魔崇拝者アレイスター・クロウリーの影響を受けていると言われていますが、あながち否定しがたいことのように思います。

 

彼女とポデスタ兄弟とのつながりは、アレックス・ジョーンズなどを中心に、欧米のオルタナ右翼などと呼ばれる人たちによって大々的に取り上げられましたが、日本では欧米では彼女に対して悪魔崇拝者であるという批判がかなりの人々に信じられています。日本人にとって悪魔崇拝というのは必ずしもなじみ深いものでもありませんし、その歴史もキリスト教やそれ以外の宗教との関係性も判然としない部分があるとおもいますが、欧米では、私たちが思っている以上に、神とは別に悪魔の概念も大きな意味もいまだに大きなものなのだと思います。

 

ジョン・ポデスタの兄弟であるトニー・ポデスタはアメリカを代表するロビイストですが、同時にアートのコレクターとしての側面もあります。そして彼が収集しているアートのほとんどすべてが悪魔崇拝的な側面を帯びているといっても決して言い過ぎではありません。このコレクションの内容については別に機会に譲りますが、ヒラリー・クリントンをはじめとする民主党の中心的勢力が実際にオカルトとの深い繋がりがあるというのが現在のアメリカのポピュリストの分析だと言えます。実際は民主党ばかりではなく、共和党のネオコン勢力も同様の見方がされています。

 

さてこのアブラモビッチですが、日本にも頻繁に来ています。そして日本でも同じような活動をしています。日本でも芸術を隠れ蓑にしていわゆる悪魔崇拝的なパフォーマンスがなされているわけです。代表的なものが新潟で行われているトリエンナーレの「夢の家」と呼ばれるものです。芸術といってしまえば、悪魔崇拝と呼ばれるような行為も、無条件で肯定的に扱われます。新潟の四日市市などが中心になっているトリエンナーレは、彼らのよき隠れ蓑になっています。日本にも少しずつではありますが、アレイスター・クロウリーを代表とするような悪魔崇拝が少しずつではありますが忍び込んできています。

 

私は基本的に、神という概念も、悪魔という概念も人が作り出したものだとは思っていますが、その生み出された概念が人間の中で途方もない肥大化を起こし、まるで実在するかのような大きなエネルギーを生じさせているものと思っているので、私自身、これらの活動を見過ごすことはできません。

 

日本では中央政府をはじめ地方自治体に至るまで、なんの分析もなく少しずつ悪魔崇拝的なアートを歓迎しています。日本人としての精神性を失った戦後日本人であるならば当然の顛末だと思います。日本がこのまま沈没すれば沈没するほどに、私たちの国は悪魔崇拝的なアートで溢れてくることでしょう。それが経済や政治を批評するバロメーターになります。経済人や政治家がどの程度魂を売ってしまったのかを知るうえで、日本全国に少しずつ増えてきている気色悪いアートは一種の尺度もしくは試験紙にさえなると思います。逆に言えば、国内の経済や政治が悪い方向に向かえば向かうほどに、これらのアートも忍び寄ってくると思えるわけです。

 

私は四日市市が「夢の家」を作り出したことを痛烈に非難します。彼らは日本を想う気持ちを巧みに忘却させられています。最近、トリエンナーレなるアートイベントが日本各地で行われているわけですが、これらの活動は日本のリベラル層によって強く支持されています。日本のリベラルはアメリカ民主党の影響を多大に受けていると思っていますが、つまりは知らず知らずのうちに、彼らは悪魔を日本に引き込んでいるのです。ただし、彼らリベラルを擁護するとしたならば、日本ではリベラルばかりではなく、保守本流と呼ばれる勢力から共産党まで含めて、同じようなことをしているのだから、彼らも含めて非難しなければフェアではないということくらいはいうべきでしょう。

 

多くの読者にとっては眉唾ものかもしれませんが、スピリット・クッキングを英語で検索してください。これについての私の解釈には部分的に問題があるかもしれませんが、彼女と彼女の取り巻きや顧客であるセレブリティがやっていることの異常性は、動画やテキストで確認できると思います。もしこれが異常と感じないのであれば、私はその感覚を疑わざるをえません。ただし、戦後教育を受けて洗脳されつづけてきた日本人である以上、何も異常を感じないという可能性はあるかもしれません。

 

日本の古き良き風景や文化が彼らに破壊されないためにも、私たちは彼女たちを中心としたアーティストやセレブリティ、政治家への注視を怠るべきではないでしょう。

 

最後まで目を通していただきありがとうございました。

 


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