幕末、幕府の命運をかけ
嵐の中、長州藩士に討ち入りをした会津藩士・高坂新左衛門は
突如、雷に打たれ現代にタイムスリップした
たまたま、時代劇の撮影所で拾われた高坂は
徐々に「斬られ役」としての才覚を発揮する
そんなある日、運命の宿敵とのまさかの再会が…!

めちゃくちゃ面白かったー!😳
こういうわかりやすいお話大好き!😋
なんでもこの映画、もともとは自主映画として始まった作品らしく
そこからどんどんと話題と人気が広がり全国区に広がったとのこと
そう言われれば、わかりやすく明快でダイナミックなストーリー運びには
同じく自主映画から大ブームとなった「カメラを止めるな!」が彷彿とされます
とりあえず、
幕末の侍が算用数字が読めちゃうところ
(幕府滅亡から140年という文言を目にしてタイムスリップを自覚します)
が最初のツッコミでした笑
士農工商で誇り高き武士の時代からやってきた高坂が
現代で市井の人間にいいようにされても
斬り捨てるどころか声ひとつ荒げないのも違和感ちゃ違和感笑
なんといっても
高坂役の山口馬木也さんが洗練されすぎてて
どうみても現代のイケオジにしか見えない個人の感覚です
なーんてツッコミなど吹き飛ばすくらい
嫌な人間が一人も出ていなくて
コメディとしての間も最高(何度かゲラゲラ声出て笑いました)
とにかく
映画への愛!
時代劇への愛!
自分の使命、信じるものへの忠誠!
が満載の映画
高坂は、幕府や自分たち藩士がどんな運命を辿るのかを
渡された台本から知ることになり、ショックを受けるのですが
現代の人間たちが映画や時代劇にかける想いとともに
高坂たち幕末の武士が、日本の行く末のために命をかけたこと
それぞれの熱い気持ちがストレートに感じられる映画でした
2時間超ある作品なんですが
あっという間に観終わった…
難しい作品を理解する元気がないとき
私は常にそうだけども
なんだか疲れてるとき
観ると元気になる作品でした!
オススメ!
