
すごーーく豪華な俳優陣なんですよこの映画!
上記のほかにも
窪田正孝、角野卓造、柄本明、吉田鋼太郎、笹野高史、小日向文世、戸田恵子
寺島進、夏木マリ、吉行和子、天童よしみ…etc
この俳優陣だけで何本が映画できそうな感じでしょ!
で、肝心の内容というと…
うーーーーん、
おもしろかったんだが
これだけ豪華俳優陣がいて、
テーマもまあまあ親しみやすいのに
もっとなんかグッとくる作品にできたんじゃないかなぁ?
という印象
もっとグッとくるとか抽象的でスマンが
対立する兄弟、
実家の銭湯への愛、
町の人たちの人情話
単純すぎるが、これだけのテーマを掘り下げたほうが
良かったような気がするんですよねぇ…
「湯道」っていう、
「湯につかるとは」とか「湯につかるときの作法、心得」を
師範が修行者たちに延々と説くシーンがけっこう長くて
なんか宗教っぽいし飽きた😑
角野卓造さんをもっと効果的に出演させてほしかった!
(角野卓造さんは「湯道」のエライ師範役)
「幸せは追い求めるものではなく、見つけるもの」
と、けっこう良いこと言ってはいるんだが、
「湯道」の修行シーン?のなかの教えとして説くので
逆にアタマに入ってこない
それは、兄弟とまるきん温泉の人々とのやりとりで表現したらいいんでは?
と想いましたが
この映画の企画や脚本をした方が
そもそも「湯道」の提唱者らしくって
(提唱者ってなんだって感じだけど、ようは入浴を日本の伝統文化にすべきという考えらしい)
てことは、この「湯道」の修行シーンこそが
この映画で一番表現したかったことなのかもしれん…
私としては
「もっと…こう…!ん…?」となる映画でしたが
ストーリーはわかりやすかったです
口数が多い役柄のイメージが強い濱田岳さんが寡黙な役をやっていて
なんか新鮮でカッコよかったです
あとハシカンのかわいさ最強な
