
でもホントは、日曜日に電話が来ないことを祈りました
対決なんかしたくありません
無駄なことだってわかるから
でもかかってきた
私「どちら様ですか(知ってるけど)」
父「お父さんだけど」
やっぱりな
お父さんだけどじゃないよ
ここて次になにを思ったか分かります?
我ながら最低ですよ
なんか不幸なこととか
そういう重い要件でありますように
最低でしょ?
だって私はこんなに怯えてるのに
どうでもいい内容で気軽に連絡してきたんだったら腹が立つ
しかし父親は
「久しぶり。元気だった?夫くんも子供たちも元気?久しぶりにみんなで食事でもどう?」
はーーあ
やっぱりどうでもいい内容だった
私がここまでどんな思いで親を疎遠にして
どんな気持ちでいたのかなんて
まっったく知る由もないのだな
というか、薄々気づいても無視するつもりなんだな
だいたい、ケータイを着拒されてるから家電からかけてくるわけだし
着拒されてることには気づいているだろ
私、いいました
とうとう言いました
「お父さんてさ、昔気に入らないことあると普通に私に暴力ふるってたよね」
「夜に外に出されて殴られたこともあるし」
「誰の金で生活してんだとも言われた」
父「…(しばらく絶句)子供のころのハナシでしょ?」
ハイやっぱりねー
勝手に時効迎えてる
「子供ころってか、高校生のときもそうだし、25すぎても胸倉掴まれたことあるよ」
「年齢なんか関係ないよ。何年たっても、たてばたつほど、育児をしてるとなおさら
絶対的に弱い相手にあんなことをするのは普通の神経じゃないと思う」
「きちがいだよ。きちがいのやること。」
「今、普通の人で普通のおじいさんみたいにしてるけど、きちがいだよね」
「お兄ちゃんは一度お父さんを殴り返してから、お兄ちゃんのことは一切殴らなくなったね。
勝てないから。私には勝てるからやり続けたんよね」
父「そんなことじゃないけどー笑」
笑った
笑ったよ
そう、今はしおらしくしてるけどコイツはこういうやつなんよ
くだらんイチャモンつけられたと思ってるだけ
「なに笑ってんの?バカにしてんの?」
「あんたがきちがいなんだよ」
「私はいままで、普通のことだと思おうとしてた。
友達もみんな夜の公園で殴られてるんだって
でもそんな人いないよ。ウチだけ。ウチの親だけがきちがいなんだよ」
「殴る殴らないは自分で選べたよね」
「でも殴らない選択はしなかったんだよね」
「だからこれは、自分が選んだ未来だよ」
「よく昔、私を殴るとき『わからせてやる』って言ってたね」
「今度は私が『わからせてやる』番だよ」
「これが自分で選んだきちがいの未来だよ」
「過去をなかったことにして、最後だけまるで普通の人だったみたいに思い込むことに協力する気はない」
「きちがいはきちがいらしく、きちがいの妻ときちがいの人生を最後まで終えなよ」
「ちなみにあなたの妻(母)のことも私はきちがいだと思ってるから」
「じゃぁ、そういうことで。」