「木曜日にはココアを」
青山美智子
はじめは、東京にある「マーブル・カフェ」の一杯のココア
そこからはじまる人間関係のつながりは海を越えてシドニーまで
色とりどりのキモチと絆の物語

東京にある喫茶店の店主と常連客のほのかな恋心の第一章からはじまり、
次の章には前の章に出てきた人物の人間関係が描かれる
そうして物語はつながってゆき、
舞台は遠くシドニーに移し
最後はまた東京の喫茶店に戻ってきます
章ごとに色の名前がつけられていて、
どのお話もたしかにイキイキと色鮮やか
どの章にもキラキラしたキモチがたくさん詰め込まれている
ただね
ココロの穢れたオバサンには若干眩しすぎるぅ…!
お綺麗すぎる…!!
浄化されすぎて存在自体消えそう←
愚痴ばっかり言ってますし精神ドロドロ
でも、人間関係のつながりが分かりやすいし、
そこでそうつながってたんだぁという発見もおもしろい
なにより
とっても読みやすい
本が苦手な人にもオススメできます!
