映画
「野生の島のロズ」
2025年公開
配送のミスにより、無人島に漂着したお手伝いロボットのロズ
人間の世界においてこそ存在価値のあるロズが
人間世界とはまったく違うルールの野生の世界でどう存在すべきか…?

懐古話ばかりしている私がまさかの
最新作の映画を観に行ってしまったぁあー!
これ、子供が観たい!と言ったんです
映画を自分から観たがるなんて今までなかったんで
そりゃ早速観に行くよね!
かといって、元々私が興味を持ったワケではないので、
楽しめるか不安だったんですケド…
意外なくらい感情移入しまくり!





まず、お手伝いロボのロズの吹き替えが綾瀬はるかさん
まんま綾瀬はるかの声じゃん!って思うんだけどそれがいい
日本人の涙腺に沁みるのよ綾瀬はるかの声は←
ロズは、ひょんなことから雁の雛を育てることになるんですが
ロズはそもそもヒトからの指令ありきのお手伝いロボットなので、
臨機応変な対応が途切れることなくもとめられる「母親」としてのプログラムはないわけです
私この映画ではたびたび
「母親に向いてないタイプの母親の子育ての苦悩」
みたいなものを感じ
ドンヨリするほど共感しました
ドンヨリ?

たとえ親に向いてなくてもさ
親になったからにはやり遂げるしかないのよね
それはもう必死に
しかもね
ちょっと変わった親(ロボット)に育てられた雁の子供が
同じくちょっと変わったタイプに成長してしまい
群れにうまく馴染めないとか。
母親目線で観ても胸にくるシーンがたくさんです

もともと備わったプログラムを超える能力(母親としての能力)を求められたロズは
「プログラムを逸脱する」ことで対処します
つまり、相手の気持ちを思いやったり共感したり
「生物らしく」なってしまうのです
それが、その後に騒動につながるわけですが…
それ以外にも
曲者ながら育児の協力者になってくれるキツネとの友情
(柄本佑さんが声優をしてますがとても良いです。というか柄本佑というだけで良い)
幼くて弱い存在だとおもっていた子供の成長
食うか食われるかの野生の島の生き物たちの友情
ロボットの「記録」とは別のところに芽生えた「感情の記憶」
など、見どころがたくさんありました

とにかく
観に行って良かったです。
内容ももちろんなんですが私
映画館に行くのも出産して以来初
つまり
子供と映画に行ったの初めてなんです!
それでいろいろ発見もあったので、
また別記事で書きたいと思います