「錆びる心」
桐野夏生
第一話
「虫卵の配列」
主人公の「わたし」は久しぶりに友だちの瑞恵と再会した。
知的な生物教師だった瑞恵。
女同士、ここしばらくの恋バナをするふたり。
瑞恵は既婚者の劇作家と、ある特殊な方法で深く愛し合っているという。

こっわ!
てかキモっ!
ちとネタバレすると
とってもアタオカな恋愛をしています
でも、本人はいたって真剣。
神様に定められたモノ
宿命だとすら思っています
誤解をおそれずにいわせてもらうと
不倫バンザイみたいな恋愛指南ブログにもよくこんなこと書いてあるなーって笑
いやまあ、個人の考えですから
不倫恋愛をホンモノの神からの啓示だと思うのは勝手ですけどもー

人に迷惑かけるのは良くないですよね笑
でも、当事者として恋愛の真っ只中にいるときって
誰しも多少は狂うものですよね
狂わないで恋なんてできる?
⋯にしても狂いすぎ!
っていうお話でした。
3/14追記:つい数日前、とある凄惨な事件が起こりました
加害者は被害者に好意を持ち、そのために自分を投げ売ってすべてを捧げてきて
被害者は…まだ憶測の範疇ではありますが
その加害者の好意をいいように利用してきたのではないかというような報道もあります
はたから見れば、そんなものはハナから恋愛ではない
マトモな人間関係ですらないとすぐにわかることなのですが
加害者からしてみれば大真面目に本気だった
こんなような事件は、過去の歴史にもいくつもあった
(配信者とフォロワーって関係は特殊だけどさ)
どんなに歪んだ認識も、その人にとってはそれが真実
たかが恋でも、軽く見てはいけない恐ろしいことなのです