さて、少し前の話になりましたがお正月
年末年始といえばわたし的には
過去の連ドラ一挙放送!
そういや2024年を幕開けは
「VIVANT」
で楽しませてもらいました

そして、今年のお正月イッキ見したのは
「ハヤブサ消防団」

メッチャクチャおもしろかった
普通の人の役をやる中村倫也さんがちょうどよくステキ!
内容も、緩急あるミステリの部分と
消防団員との友情や中山田さんとの友情?や、彩との恋愛パートなどの人間関係の部分
どちらもよかった
からの
衝撃のラスト⋯!
まで見て、ふと思った
「原作、読んでみるか…?」
正直、マンガや小説の映像化には少し懐疑的です
ファンだったマンガや小説があまりに変容されていてショックだったこともあるし
セクシー田中さん事件はかなり心が苦しくなりました
原作を読むのは少し怖かったんですが…
結果
おもしろかった!
村の人々との素朴なやりとり
淡々として穏やかな田舎生活に潜む、不穏な雰囲気
最後は怒涛の種明かし
ですがやっぱり
ドラマ版と原作いろいろ違いすぎるぅ〜!!
彩と太郎付き合わないし!
てか、消防団員にドラマに出てないメンバーいるし!
結末や犯人もちょーっと違ったり…
やっぱりなー
原作通りに映像化なんてしないんだな⋯
と、思うものの
いや、ドラマはドラマ
小説は小説でどちらも良い!
という結論に落ち着きました
原作小説が良いのは大前提なんですが
「ハヤブサ消防団」のタイトルどおり
ドラマ版のほうがより
消防団のメンバーにスポットが当たるかたちになってると思うし
観ている方も消防団のおぢたちに愛着が湧きやすい
小説では、冴えない感じの主人公だったが
映像化した役はイケメンの中村倫也が演じるんだから
美女(川口春奈)とのラブ要素が多少あるのはむしろ自然なことかもしれない
(それは原作もドラマも共通)
ドラマでは、カルト宗教の不気味さみたいなものが
視覚に訴えるかたちで効果的に表現されていました
500ページの小説(文章)を
1時間✕ 9回のドラマ(映像)にする
1時間✕ 9回のドラマ(映像)にする
その変換に際し、クローズアップしたり削ぎ落としたり設定を変えるというのは
物語をわかりやすく、そして魅力的にするためにも効果的なことなのかもしれん⋯
だからやはり一番肝心なのはやはり
原作者の意向
ですよね
原作者の池井戸潤先生はドラマ化にあたりコメントを寄せたりしていたし
そのあたりで折り合いがついていそうなところがまず安心して観られる
それがあってはじめて、
原作とドラマはまったく無関係ではないが
アナザーストーリーくらいの距離感でもって楽しめるのではないだろうか
てなことを色々考えましたが
今年のお正月も楽しませていただきました

ドラマも小説も、オススメです!