時代劇を愛すオタク女子高生、ハダシ
ある日、思い描く青春時代劇の主役にピッタリな男子、凛太郎と出会う
親友で天文オタクのビート板・剣道少女のブルーハワイと共に
最強の時代劇映画を撮ろう!と息巻くが…

現代の物語だけども、レトロさを感じる田舎の風景が良い
「人のセックスを笑うな」観たときに感じたキュン懐かしい感じ
ハダシ(伊藤万理華)
ビート板(河合優実←ふてほどの純子だ!)
ブルーハワイ(祷キララ)
の3人の女子高生がめちゃかわゆい
特に、ブルーハワイの笑顔にやられた
イケてないあだ名で呼びあうところも、いかにもオタク女子っぽくてグッとくる
ハダシ役の伊藤万理華さんて、元乃木坂46なんですって!
丸いほっぺが愛らしいこと
アイドル時代はロングヘアだったようなんですが、
ショートヘアにして最高の正解すぎる
そして、ハダシは映画部所属なんですが、
映画部はオタサーの姫みたいな女子・花鈴の一強で、大盛り上がりで恋愛映画を撮っていて
ハダシは時代劇を撮るどころか窓際部員なんです
しかしこの、オタサ姫ちゃんの存在もまた良かった
ハダシの邪魔をするだけの存在ではなく、
彼女は彼女なりの映画への信念があって、
物語中盤から良きライバルになるんです
ちとネタバレすると、
ハダシの運命の主人公・凛太郎は実は未来人で
未来の巨匠・ハダシ監督の過去の作品を追ってきたタイムトラベラーなのです
え
SF!?
って面食らうよね
SFで、青春で、恋愛でもあるんだけど
そのどれもテーマの真ん中じゃないような
どこかふわっとしてる不思議な映画だと思いました
ハダシの映画に賭ける想いも、
凛太郎への恋心も、
タイムパラドックス問題も、
どれもオーソドックスな映画あるあるのように感じるのに
決着がつくようなつかないような
こんな着地なんだぁ!っていう意外な結末でした。
だけど、ご都合主義ではないし、
クドくなくて逆に良かったかも
結局、いちばんのテーマは
未来でも運命でも恋でも夢でも
戦うか!?戦わないのか!?っていうことなのかなと思った
かき氷気になる★