C級フルーツパフェ
吉川トリコ

コレの続きです下差し


第三話
「チェルシーとドライブ」


中高の同級生
正道と宮地と篤史

仕事も彼女も、似たようにパッとしない3人は
思い出話を繰り返しながら、海までドライブする




「パッとしない」3人と、

仕事や家庭を持つ他の同級生たちとの対比が描かれるが



たぶん、パッとしない三人組も

地に足ついてる組も、

それぞれがそれぞれの立場で悩みがある



ひとつの悩みに妥協点が見つかったと思っても


すぐにまた新しい悩みや懸案事項が出てきて、

解決したり、しないまま持ち越したり、そのまま忘れたり

その繰り返し



それは、どんなに順風満帆に見える人生にもだいたい当てはまるのではないだろうか



ふと思うことはありませんか?


この繰り返しは死ぬまで続くのかと

終わらせるには、死ぬ時しかないのかもと



私はこう上差し思うことがたまにあります

滝汗だからといって死なないですけどね



それでも、目の前のことにただ追われて

理想も何もなく対処療法的に日々にあたって

それでも生きていくこと



そのこと自体が生きているってことだし

誰がなんと言おうと、

自分の人生はうつくしいと言って良いのだと思う




 

 


 


 

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