短編集

はじめに言っておきます
すみません!私には難しすぎました!!
って話なんだが、せっかく読んだは読んだので
いちおう記録までに…

第一話:とちおとめのババロア
ネット婚活で、皇室の女性とマッチングしてしまった男性の話
風変わりな交際や婚約期間が描かれるが
皇室だからというより、二人のキャラがまず個性的
皇族との結婚という特殊性もあるが
普通のカップルの普通のマリッジブルーもありという印象

第二話:実家が怖い
作家の男性が、実家を整理する話
この章からだんだん、
小説というより長い長いメモを読んでいるような気分になって
途方もない気持ちになった
たとえば、どこのコンビニでどんな店員がいてどんな買い物をしてとか
どこの銀行でどんな行員がいてどんな手続きをしてとか
それらがこの先のストーリーと関わるのかと思いきやそうでもなく
(少なくとも私には読み取れなかった)
それこそ、実家の膨大な整理のように気が遠くなった

第三話:五条楽園まで
大学講師の男性の風俗遍歴
とにかく徹頭徹尾風俗通いの話で、
合間合間に思い出話がやら私怨が挟まってまた風俗の話って感じ
ぜんぜん緩くない文体で淡々と語られて
バキューム●ェラだのアナ●舐めだのという単語も淡々と差し挟まれ
どう捉えていいやら、うへえとなってしまった

第四話:さようならコムソモリスカヤ・プラウダ
行きつけのコンビニが無くなった話やら、
通り掛かりの人と揉めた話
もうダメだ。この章は完全に把握できなかった
私の知能が及ばない
文章はわかりやすい日本語なのに、意味が理解できない
ただ、通り掛かりの人や店員と揉めるエピソードは他の章にも出てくるので
作者は揉めやすい人物なのかなぁ
浅い感想ですまぬ

第五話:ホレイショーの自白
これはなんか、ハムレットのパロディらしいんですが
ハムレットのハムの字も知らない私にとっては
なにがなんやらサッパリでした
己の教養のNASAを実感しました
わかりやすい日本語で書いてあるのに
しかも短編集なのに
ここまで掴めない本にはあまり出会わない己の理解力の無さが切なかった
どなたか読んだことがあったら
解説をお願いしたい
