「世にも奇妙な君物語」
朝井リョウ
コレの続きです
最終話
「脇役バトルロワイヤル」
有名劇作家の、新作舞台オーディションに集まったのは
いろんなドラマのいろんな役で出演してそうな
いわゆるバイプレーヤーの俳優たち
バイプレーヤーたる演技、バイプレーヤーならではの役割
それらが骨身に染み付いている職人俳優たち
このオーディションの目的とは…?
最終話、めっちゃおもろかったw
作者は、「世にも奇妙な物語」はもちろん
相当なドラマウォッチャーなのでしょうか?
怒涛の「細かすぎて言えない脇役あるある」の羅列で
笑えましたw
ラストもぶっ飛んでて、
まさに「世にも~」のドラマの最終話って感じ!
登場する俳優たちの名前は、
実在するバイプレーヤーの名前に限りなく近づけており
イメージが湧きやすい
ああ、確かにこの俳優さんはこういう役だよね!っていう
初回にも書きましたが
この小説はドラマ化されてるんです。
だから、ドラマでこの最終話は
名前の挙げられた俳優さんたちが演じるのかなと思ったんですが
調べてみたら微妙に違うみたい
それはもう、大人の事情でしょうねw
読者としては、ぜひイメージ通りの俳優さんにやってほしかったが
「世にも~」のシナリオとして読んでも
ちょっと不思議な短編集として読んでも
どっちにしろ面白い本で満足でした!