「無人駅で君を待っている」
いぬじゅん


 

 

もう二度と会えない人に、一度だけ会える


浜名湖のそば、無人駅の「寸座駅」のホームで

「夕焼け列車」はやってくる


会いたい、会えると心から願えば

一度だけあの人に会える




第一話
「私の友達」


高校一年生の歩未は
家庭内のギクシャクした雰囲気や母親との諍いで憂鬱だった

幼なじみの彩夏には愚痴を言えるけど
その彩夏も、中二くらいから徐々に派手な遊びを覚え
ふたりの間には距離ができつつあった…




まず、この本の帯を見て下差し



「5回泣けます!」www
こういうの帯に書かないほうが良いと思うんだなぁw


全5話だから5回泣けるってワケなんだが
あらかじめこう書かれると、読んでても
「泣ける!?泣けない!?」ばかり気になっちゃってw


ちなみにまず言っちゃうと
第一話
  

泣けませんでしたぁ!!

すみません!


つまらない、とか下らないという意味じゃなく
単純に涙は出なかっただけ


高校生くらいの
大人に近づいてはいるけどまだまだ世界が狭くて窮屈な感じ

自分の世界がすべての基準で、
自分とは違う環境にいる人のことなんてまるで頭にない感じが

懐かしく思い出されました



さて、のこり4回
泣けるのか!?