昨夜、あやまんJAPANの話したんですけど
当時私が、転勤と引っ越しの不安を紛らわすためにあやまんJAPANを聴いてたと。
で、改めて
転勤も引っ越しも何度も経験したのに
なんであの時だけあんなに不安だったのかなって思ったんです
理由は明確でした
震災の直後だったってこと
時系列としては
2010年の終わりくらいに
「ぽいぽい(略)」が発売

明けて2011年3月に震災

2011年春に転勤と引っ越し
この流れでしたわ
震災当日、私は一人暮らしをしていて
職場からは近かったので帰宅できたんですが
部屋は結構メチャメチャでした
そういや、テレビ(当時はまだ薄型液晶テレビじゃない)が倒れて
神社で貰った身代わり鈴が粉々になってた
そして、どんどん明らかになる被害
本当にこれが現実のことなのか
原発事故のニュースもどんどん入ってきて
状況は日に日に悪化しているように感じました
そんななか、転勤の内示がでて
引っ越しの準備もしなきゃいけないし
テレビには辛くて不安なニュース
でも、やるべきことはしないといけない
転勤したらしたで、どんな生活になるのかも全く不透明
なんなら、引っ越しも予定通り行くのか…?
(まだまだ毎日大きな余震がありました)
コロナの時も思ったんですが
毎日毎日想像を超える事態のなかで
それでも生活していかなければいけないのがとても辛かった
今はテレビを観られない
現実から目を背けるわけにはいかないが
自分の目の前のことができなくなってしまう
目や耳にしたいのは
現実をひとときでも忘れられるような
なにかパンチの効いていて
ノリノリのなにか
頭の中がジャックされてしまうくらい
騒がしいなにか
ハイ



ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー♪
不謹慎!と言われるかもしれませんが
このド下ネタソングが
当時の私のギリギリの精神を保ってたと断言できるんですよ
本日
震災から13年たちました
震災のことは生涯忘れないでしょう
でも
当時のヒリヒリとした
生きてるだけで苦しい気持ちは少しずつ薄れていた
それが良いことか悪いことかはわからない
だけど、当時のことを思い出しながらこうしてブログを書いて
「ぽいぽい(略)」を久しぶりに聴いて
今ある日常が決して当たり前ではないこと
それを
改めて思い出させてくれたこと
やはり偶然ではないシンクロニシティを感じるのです