今日はこの曲について語りたい
Official髭男dism｢ミックスナッツ｣
いまさらにも程がある大ヒット曲ですね
逆にいまさら語るんか？ってくらい
オバサンの流行は数年遅れがデフォ
オバサンの流行は数年遅れがデフォこれまた大ヒットアニメ
｢SPY×FAMILY｣のテーマ曲でもおなじみ
しかし私に関していえば、スパイファミリーについては触りしか知りません
それでもミックスナッツがものすごいぶっ刺さったので
それを語りたいんです
スパイファミリーは任務を遂行するための能力者たちの擬似家族のお話ですよね
(それくらいは知ってる)
だけどこの歌詞、スパイでも擬似家族でもない
ふつうの家族にもけっこう当てはまるんじゃないかなぁって思ったんです
家族といえど、よくよく考えれば偶然集まった人たち
夫婦は言わずもがな、
子供だって、親を選べないわけだし、この家に生まれてきたのはいわば偶然
家族といえど、相手が何を考えているかすべて把握するなんてことは無理だし
こちらの気持ちもすべて何も言わなくても伝わるなんてことはありません
それでも飽きるほど毎日毎日繰り返し同じ場所に集まって生活して
それが｢家族｣というかたちであることだけが確か
｢家族｣とか、｢夫婦｣というと
｢安らぎ｣｢キラキラ｣｢ほっこり｣みたいなイメージですが
毎日毎日生きてればそんな日ばかりじゃない
ドタバタでから回ってグッタリする日もある
歌詞の中にピーナッツという言葉が繰り返し出てきます
ピーナッツ：豆の仲間 ナッツ：木の実の仲間
ということで、異質な者の例えなのですが(あとはアーニャの好物)
ピーナッツがナッツより下だとかは言ってないんですよね
でも実際は、
自分たちのことをピーナッツだと感じて
まわりがみんな木の実のように見えて
劣等感を感じてる人、結構いる気がする
ピーナッツはナッツとは違うってだけなのに
違うってことが悪いことのように思えて
隣の芝生は青いような気がして
自分のことはなんだか堂々と話せないような人、いませんか？
うん私そう実際は、ピーナッツがナッツではないように
アーモンドもピスタチオではないし
クルミもカシューナッツではない
みんなそれぞれ違うことには変わりないはず
どれが王道とかスタンダードかなんて
実際は幻のように実体のないもの
いいときばかりじゃないけど、悪いときばかりでもない
それでも毎日毎日家に集まって暮らす
｢胃もたれ｣は幸福感１００％ではないけど、満腹の裏返しでもある
なんかこれ、私にとってはすべて
まんま｢家族｣の実体のように思えるんですよねえ
私はすぐに
ホームドラマのような生活や、隣の青く見える芝生なんかに気を取られて
自信をなくしたりするんですけど
だからこそ、この曲は歌詞も含めて
ものすごいブッ刺さりました
いまさらながら、毎日聴いています
