母に裏切り者と呼ばれながらも
バイトしてデパートで服を買うようになった私

私が大学生のある日、とうとう
父親の勤め先が倒産しました



リアル父さんが倒産~

アッハッハ



私は大学生活もまだ折り返し地点
自分のバイト代で服を買ってると威張ったところで、当たり前のように学費は親頼みです
私は大学をやめる覚悟をしました

が!
両親は私の学費をすでに貯めておいてくれたのです

私は卒業し、資格をとり、いまだに同じ仕事を続けられています



これは今も両親に感謝していますし、尊敬しています
と、同時に…
人としてどうかとおもいますが、
父さん倒産のショックが喉元過ぎた私は
「これで好きなブランドで買い物できるな」
と思っていました
はい胸糞キタ

だってそうですよね
父親の勤め先がスーパーマーケットだったから、私がデパートで服を買うと
裏切り者と言われたわけで。
父親はまったく別の職種に再就職しました
私はバイトもできる。
さらに、社会人になってからは手にするお金が増える
買い物しまくりました。
全身、母が忌み嫌ったデパートで揃えたモノを身につける
楽しかった
この時はじめて、なんの罪悪感もなくオシャレを楽しめたと思います。
きっと今も、そのときの開放感が忘れられないんです

じゃあ母は?
私が服を買うことになにも言わなくなったのか?
答はNO
「またそんな沢山服ばかり買って」
「似合ってない」「そもそも顔がブス」「体型がブス」
「とにかく買いすぎ」
また別ベクトルからの攻撃を続けておりました
ブス言う必要性ある?

父と母は支え合って、私たち子供を自立するまで育ててくれました
それは本当に尊敬できるし、感謝しています
だけどね…
親は聖人じゃないんだよね
なんにも気にすることなく、やりたい放題謳歌する娘を
けしからんと思うのか、おもしろくなかったのか
真意は今でもわかりませんが…
まあ娘(←私のこと)も薄情ですよね
結局、自分が安泰なら父さんの倒産も母の気持ちもどーでもいい。
私は青春を謳歌し、好きなブランドで買い物しまくりました。
学生のときの我慢の反動が大きすぎて、
大人っぽいハイブランドにクラスチェンジする暇もなかったんだと思います

長くなりましたが
これが、私がハイブランドに興味がない理由です
①学生時代に我慢しつづけたぶん、反動でカジュアルブランドへの執着がすごい
②なんだかんだ、服にお金をかけることへの罪悪感が根強い
二行でまとまった(笑)