「七人の敵がいる」
加納朋子

七人の敵がいる (集英社文庫) [ 加納朋子 ]楽天市場682円${EVENT_LABEL_01_TEXT}
https://d.odsyms15.com/click?aid=2FThMQBNJMLqZX59Yl34c2七人の敵がいる (集英社文庫) [ 加納朋子 ]楽天市場682円${EVENT_LABEL_01_TEXT}
https://d.odsyms15.com/click?aid=2FThMQBNJMLqZX59Yl34c2
無敵の超バリキャリ、山田陽子
PTA、学童、子供会、自治会、義実家付き合い
ママ友、スポ少、夫婦、家族…
身近にひそむ魔窟と、陽子は闘う!
第一話
「女の敵は女である」
息子の陽介が小学校に入学し、はじめての保護者会。
といえば、役員決め。
教師がよりによって、陽子に役員を促してしまったのが運の尽き。
陽子は猛然と言い放った
「仕事をしているので、無理です!」
凍りつく教室。

再読です。
以前読んだときは、正義の味方みたいな陽子が
旧態依然・しがらみをバッサバッサと斬る!
みたいなイメージだったんですが
今改めて読むと
陽子もけっこう困った人
仲良しのママ同士じゃないと役員できませーんというママも困ったものだけど、
役員なんてパートや専業主婦がやるもんでしょと思ってる陽子も困り者なのである。
つまり、相手の立場になってものを考えられない
そして、どうしてだか同じ女同士でいがみ合ったりする
男は条件が違いすぎて、端から同じ土俵にいない。
同じ女なのに、同じ母親なのにどうしてあの人だけラクしてるの。
っていう
こういうことって、悲しいけど現実の世界にもよくあるし
自分にもそういう偏ったところがないとは言い切れないんですよね~
私ほどの常識人はいないザマス