文豪中学生日記
小手鞠るい
作家になりたい中学二年生の女の子、春希
今は詩に夢中。
そんな彼女が新年からはじめた日記
いやーー
こんなにサワヤカじゃないですけど
私も元・文学少女だったので、すっごくいろいろ重なるところあった!
特に、中二~中三なんてまさに一番こじらせてる没頭してた頃
日記も書いてましたよ!!
春希のように
・日記で他人格になりきる
・あえて難しい言葉を使う
・日記を始めるまえに、「日記を書く上での決まり事」を長々書く
(例えば、「毎日書かなくてもいい」とか。誰に見せるわけでもないのに…)
っていうのが心当たりありまくり、
こじらせ少女の日記あるあるなのかなぁって甘酸っぱくなったわ
たぶん、その頃の日記を読み返したら9割恥ずかしいことばかりなんだろうけど
たまに、今の自分が読んでもハッと刺さるような気持ちや言葉が書いてあると思う。
いろんな気持ちが、言葉がまるで降り注ぐように心にわいてくる
書いても書いても、追いつかないスピードで
そんな頃が、私にもたしかにあったなぁ
でも、自分の書いたものを一人読み返して自己満足でニヤニヤしてるのは今も同じかな
(このブログもまさにそれです)
中盤で春希が巻き込まれる大きなトラブルは、
さすが現代っ子という感じ
こればかりは、オバサンも経験ないですわ
私が娘っ子だったころ、SNSがなくて
ほんっとーーにヨカッタと思っておりますの。
もしあったら、押さえきれない自己顕示欲から
セルフデジタルタトゥーを刻みまくっていたかもしれん。
今は大人だから、そのへんはコントロールできる(はず)
炎上怖いもん