家日和
奥田英朗
続きです
ここが青山
ある日突然、夫の勤め先が倒産。
夫は無職。夫は、妻はどうする…?
人間(じんかん)到る処青山(せいざん)あり
とは
人はどこへでも骨を埋める場所はあり
どこへ行っても意思を持って自分の力を発揮できる
という意味のことば
この物語の夫婦はまさにそのような
倒産?無職?じゃあ新しい青山(せいざんって正しくは墓のことだけど)探して
レッツらゴー!!
っていう様子で
そりゃーこんな強マインドならなにが起きても平気だろうけど
なかなかみんながこんな風には思えないよね…というのが正直な感想
でもまぁ、なにがあってもこんな感じで乗り越えられるよ!
というエールのお話と受け取ってもいいのかもしれない
どこででも、なんとでもなるさ~
