作:みづしま志穂
絵:原ゆたか
児童書にお詳しい方はピンと来ることでしょう
挿絵の原ゆたか先生が、
のちにこの作品のスピンオフとして書いたのが
あの大人気の
かいけつゾロリシリーズなのです!
このふたつの作品に共通する主な登場人物はゾロリ(あと亡くなったママ)だけ。
ただ、ほうれんそうマンではちょっとマヌケな悪役だったけど
かいけつゾロリでは2.5枚目くらいの格好よさげなキャラです。
私の子供時代は、まだほうれんそうマンの時代で。
もうバカはまりー!!
お話もおもしろいんですけど、
その挿絵もさらにおもしろくて!!
ゾロリが下らない悪巧みしてマシーンとか作るんですけど、
そのマシーンの絵に細かーく説明書きが乗ってて
例えば自動車レースの回は、
『相手を妨害するために車に餅つき機能が搭載されてて、つきたての餅を相手に発射する』
っていうギミックがあったりして(笑)
↑ポプラ社のサイトより
もう大好き
それがもうおもしろくて細かくても全部読むっていう
バカはまりした私は、
ゾロリとほうれんそうマンのマンガを自分で描いてました
(今で言う二次創作な)
本を買ってもらえるとなると迷わずほうれんそうマン!
ただ玉にきずは、そんなにシリーズ冊数がないこと(7冊くらい?)
もっと読みたいな~新しいの出ないかな~!
と思ってるうちに
いつしか大人になってしまいましたwww
そんな私が、かいけつゾロリのブームを知ったときは驚きましたよ!
え!?ゾロリ!?あのゾロリ!?
ほうれんそうマンはどうした!?
まあほうれんそうマンの世界線とはまた全く別なのですが
子供と一緒に「かいけつゾロリ」を読んだときの気持ちは忘れません
コレコレ…!
このおもしろくて細かいところまで読みたくなる感じ!
いまやアニメ化や映画化もされて大人気のゾロリ先生(←子分のイシシとノシシがこーやって呼ぶんです)
ほうれんそうマンに夢中になった幼い頃を思い出させてくれます。
おもしろいものって、時代を経てもおもしろいものですよね!