2002年
tokyo.sora
オススメしていいかどうか…というのも
いつものことながらまず古すぎィ!
そして、けっこうな鬱映画
いや実際はそうじゃないかもしれない(レビューでも鬱映画の評価はない)
でも私の見たときの精神状態のせいか
めちゃめちゃ鬱映画の印象
東京に暮らす6人の女の子たち
作家志望の女の子
美容師見習いの女の子
留学してきたばかりの女の子
ティッシュ配りとオーディション生活の女の子
最近彼氏ができた美大生の女の子
マスターのことが大好きなカフェアルバイトの女の子
この中で、ほんとに悲惨な運命を辿る女の子はそんなに多くないんだけど
生活の中にいつもある不安感・孤独感
みたいなものが物凄くリアルに感じて
映像や音楽は綺麗だし女の子たちもみんなカワイイのに
そこだけは妙にリアル
不安も寂しさも振り切ろう、振りきれる!ってシーンも確かにあるのに
結局絡めとられて飲み込まれる女の子がいる。
そして、私もどんなに足掻いてもどんどん悪化して沼にはまるような気持ちがよく分かる
そういう精神状態のときに、なんの予定もない一人の雨の休日に
家でレンタルして見てたら確実に落ちました。
板谷由夏とか本上まなみ、井川遥とか有名どころも出ててそれがめちゃめちゃカワイイ
あと一つ言いたいのは
男どもがけっこうなクソぞろい
ココリコの遠藤がクソなのはもちろん
西島秀俊がかなりのクソ
というか、そもそも西島秀俊って昔はクソ役多くなかったですか?
いつのまにか超カッコイイ枠になってましたが…
長塚京三の息子も、
そばにいる誰も気付かなかったヨーコの絶望を遠隔でキャッチできたのは評価できるけど
まぁランパブ行っておいて浸るなよ…という気も
カワイイ女の子たちも出ているし映像も綺麗だしいいかもー
と軽い気持ちで観たら
うっかりメンタル突き落とされた映画です
オススメ!(ほんとか?)
ショック療法という意味でもね
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