CURE 1997年
これまた古っ!
でもね、私の好みの問題ですが
邦画のホラーって、ひと昔前のほうが
うんと怖くて意味不明だった気がするんですよね
意味不明。
↑これもホラーにはわりと重要なファクターだと思ったりします
もちろん、意味不すぎるのは論外
でもちょっと、
あの不気味なシーン、結局なんだったの?
ってなって
いろいろ考察したり他の人の考察聞いて
そういうことだったのか~ってゾゾゾとしたり。
CUREは、意味不明と伏線回収と怖さのバランスが
ちょうど私好みなんですよね
ラストの不穏さ!突然さ!!
役所広司さんて、映画によってはめっちゃ怖い!!
映画「渇き。」もそうだけど
正気と狂気のギリギリみたいな役が超怖い
観ているうちに、
あ、これもう完全に狂気堕ちしてるなってだんだんわかってくる
それがゾワゾワと怖い
映画中の画も、
不自然にポッカリ開いた空間があって
(たとえば病室のベッドまわりが妙にスカスカ)
そういうのも不穏でとってもイイ!!
役所広司が怖い…こんなときは、「キツツキと雨」をみて役所広司のイメージを補正せねば