桜庭一樹著 少女七竈と七人の可愛そうな大人
だいぶ前に発売された小説ですが、たまたま読んだので感想。
かわいそうなのは、七竈と雪風では…。
だいたい、地味そうな教員だった母の優奈がなぜそんなに急にアバズレになりたくなったのか私にはピンとこなかった。
どうしたどうした!?という感じ。
二人が不幸なのは、単に美しいから?それとも、親の不手際が狭い町に知れ渡っているから?愛する人と血がつながってるから?
この町を出て、誰も知らないところで二人で幸せになればいいのに~なんてオバサンの自分は思ってしまった。血縁かもしれないけど、戸籍上は兄妹じゃないし。
そう、この小説、高校生くらいの自分が読んだら超刺さったと思う(ブスだけど)。
途中、七竈が芸能人になるのかと思ってちょっと焦った
そういう小説!?と思って。まぁ田舎の訳あり美少女の都会でのサクセスストーリーもいいかもしれませんが…
七竈が東京に出たら、意外とよくある美人で埋もれてたらちと笑える
七竈。雪風。七竈。雪風。←もうええ。