と、いう事で久々のブログ更新となってしまいました。

ようやくヨーロッパとの時差ボケが取れた。。。と3週間も経った今では言い訳にもなりませんが、色々と忙しく、ただでさえ狭い気持ちの許容範囲が決壊してしまっていたようです。

昨日、チームのトレーニングに一日帯同し、ようやく仕事を終えようとしていた時の事です。

何やたサイクリングウェアに身を包むエネルギッシュな人たちが目に入りました。

なんとチームのOB数名がこれから1時間ほどトレーニング?に出るとの事。

『一緒に行きましょうよ』

と、誘ってくれた本人は冗談のつもりであったかもしれませんが、その言葉に私の中にあった、自転車に乗りたい欲求が膨れ上がり。

『行きます!ちょっと待って!!!』

と叫んでしまいました。

自転車チームのスタッフという立場は、自転車にとても近い位置に居ながら、自らが乗る事はなかなか出来ません。

一年中週末はレースだし、そもそも『自転車日和=トレーニング日和』という事で、選手のトレーニングのサポートをすることがメインとなってしまいます。

もちろん、私は選手として走っていた時にはスタッフの方のおかげで十分な活動ができ、選手をやめてから後進のために、同じように環境を作る手伝いが出来る事は幸せと思っています。

が、やはり選手がレースやトレーニングで苦しんだり歓喜したりすることを目の前にすると、自分もその中に居たい、せめて同じように自転車に乗ってみたいという欲求は強くなるのです。(逆に見ているだけで力み過ぎてうんざりする事も多々ありますが・・・)

と、いう事で昨日はチームOBと日の入り後の走行会。

普段レースで選手の走りを見ながら『俺ならこう走る、なぜそこでアタックしない!』等、イメージトレーニングは数年間十分できているので、それを試す良い機会です。

んが!周回コースに入るまでの移動のペースで脚の力は尽きる寸前です。

周回コースに入り、向かい風の中を先頭に出て全力で空気の壁に向かっていくと、他のメンバーより明らかにペースダウン・・・。

私のイメージとはかけ離れた走行しかできません。

・・・

『やはり時差ボケまだ取れてなかったか』

と、つぶやいてみるも慰められた感覚一切なし。。。当たり前か。

しかし、それでもやはり自転車に乗るのは楽しいです。

身体は疲労で満たされましたが、心はパワーで満たされたのでした。

Train