チェギョンを東宮殿に呼んだ。
殿下チェギョン様がおいでになりました。
通せ。
シン君の部屋は変わんないね。
女官がお茶をサーブして出ていった。
チェギョン、お前ゆると仲いいのか?
同じクラスだし席も近いよ。
どうして?
ユルにお前の匂いのこと言われた。席が近いだけで匂いがわかるほどそばなのか?
ユルくん私のこと臭いって言ったの?
シン君もあたしのこと臭いから近くに来るなって言うの?
そりゃあこの間はヒョリンから意地悪されたけどちゃんとキレイにしたし
制服もクリーニングに出したよ。
おかげで大出費だったよ。
でもさ、シン君はヒョリンたちみたいな香水お化けが好きなんでしょ。
付き合っているんでしょ。
もうここには来ないからシン君の彼女さんの邪魔しないよ。
ユルくんにハンカチを貸しただけだよ。
お祖母様のところには来てもいいよね。
待て、チェギョンお前だけ言いたい事言って帰るな。
俺は小さい頃からテレビでお前の甘い匂いが好きだ。
ヒョリンたちのような香水お化けは嫌いだ。
だから今までのようにここによって夕飯食べていけよ。
いいの?
あたりまえだ。お前は俺の許嫁だろう。
それに来週パーティがある、ダンスの稽古もな。
またタンゴですか?
今回はルンバとワルツかな?
チェギョンならどじょう掬いでも
いいかもな。
いじわるシン君はあたしに恥かかせたいのね。
チェ尚宮オンニシンくんがチェギョンをいじめるー。
ワルツとルンバをだってシン君がいじめる。
おい、チェギョン俺と練習しよう。
チェギョン様お着替えを。ダンスシューズに履き替えて。
シン君はいいよね。靴を替えるだけで練習できて。
あたしはドレスの裾のさばきとかあるから着替えもあるし・・・
チェギョン何をブツブツ言っている?
何でもありません。