皇太后様と幼い頃の話しをしていたときチェギョンが突然テチャさ〜ま・・・と言いながら気を失った。
すぐ太医院の医師が呼ばれ診察が行われたが異常はなかった。

滋慶殿に運ばれ寝かされた。


チェギョンの自宅に連絡が行き宮に泊まることになった。
その夜チェギョンはうなされた。

チェ尚宮が付き添っていた。


胸をおさえてうなされるチェギョンの側にいる事しかできなかった。
翌朝宮で目覚めたチェギョン。
見慣れぬ部屋に驚くがチェ尚宮を見て
状況がわかった。
皇太后様に失礼をしてしまったと
落ち込むチェギョン。

チェギョンが起きたと聞いて皇太后様とシンが部屋に入ってきた。


チェギョンさん気分はどうじゃ。
はい、大丈夫です。
チェギョン、背中を見せてくれないか?
うん・・・恥ずかしいなぁ。
ボタンをはずしシンの方に背中を向けた。
シンはチェギョンの背中に矢の痕を見つけた。
皇太后もチェ尚宮も見た。
おばあさまあのチェギョンです。

いにしえのあの時に倒されたチェギョン。

わかった。皇帝と皇后を呼びなさい。

その前におばあさまチェギョンに朝ごはんをお願いします。

皇太后様お呼びにより参りました。

そなたたち朝餉は済んだのかまだならここで一緒にどうじゃ?

シンも来ておる。

皇帝たちも席に着きお茶を一緒にすることに。

チェギョンはびっくりして食事の手が止まり皇帝たちを見ています。

皇太后様こちらのお嬢さんは?

シンの許嫁じゃ。

いにしえからの運命じゃ。

では、あのシンのチェギョン。

そうじゃ。証も確かめた。なによりシンはチェギョンしか妻にはせんと言うておる。

陛下、一生のお願いです。

シン、結婚は一人ではできぬ。

チェギョンさんがどう思っているのかまだ聞いておらんだろ。

チェギョンさんそなたはどう思う。

あたしは、あたしはシン君すみません、殿下とは知り合ったばかりですから許嫁というのも

びっくりしてます。

リょ、両親とも相談しないと。いけませんから。