シンのマンションー
今日は代休をとった。
チェギョンが予定日を過ぎても産気づかないので
俺が休みをとってリラックスさせた方がいい。
大きな事件も抱えてないから今がチャンスとおふくろに言われたのだ。
今日はチェギョンより早起きして朝ごはんを作った。
まあ、チェギョンの作りおきがほとんどだけど。
チェギョンと久しぶりの散歩。
ごめんな。中々時間とれなくて、
いいよ。シン君は正義の味方だもん。
お腹の天使もわかっているよ。
チェギョンがお昼は外食にしたいと言うので新しくできた
カフェに行った。
家に帰ってきてリビングで本を読んでいるとチェギョンも
漫画本を持ってきた。
背中合わせに座りそれぞれ読み始めた。
暫くしてチェギョンの様子が・・・
お腹が痛いかも?ってのんきすぎるだろ。
クローゼットの中に入院セットが用意されていた。
それをもって病院に向かう。
チェギョンの母に電話で知らせる。
実家にはチェギョンの母に連絡してもらった。
15分間隔で病院にきたのに中々先生に呼ばれない。
シン君、来たかも?
チェギョンの足元にはこぶし台の水溜まり。
看護師さんを呼んだ。
チェギョンと手を繋いで分娩室に入る。
五時間後大きな産声がこだました。
へその緒を切ってと手渡されたハサミ。
手が震えた。
お父さんしっかりお子さんが自分で息をするんですよ。
産まれたのは男の子。チェギョンの身支度のため分娩室を出された俺。
廊下に家族がいた。
お義父さんは泣いていた。親父は俺の肩をたたいてくれた。
おふくろは父親学級に出たことなかったのに立ち会い出産になるなんて。
看護師さんに抱かれてお披露目された息子は俺似のイケメンだ。

終わり