皇帝ヒョンと皇后ミンが駆け落ちしていたら皇室はとうに無くなっていたかもしれない。
皇太后はそう思った。
長男のスが選んだソ・ファヨンは権力に強い意識を感じて
夫を支えるタイプではなかった。
我が息子ながらファヨンに引きずられ王政復古を唱えるスに聖祖が
危機感を持っていた。
ファヨンの裏切りを知り事故で亡くなった我が子にあわれすら感じていた。
スが亡くなるとファヨンはミンを追い出しその後釜に入ろうとしたのが
あからさまだと聖祖は孫のユルと共に国から出した。
そしてシン・チュシンの縁者と皇室の結び付きを願った。
皇帝ヒョンが一度だけスンレから手紙をもらった事を思い出した。
皆の幸せのためにナムギルとアメリカに行った。
チェギョンやチェジュンという宝物が出来てとても幸せだと書いてあった。
皇太后がチェギョンにイ・スンレを呼んで皆で食事をしようと言い出した。
チェギョンはスンレに景徳宮に来ていてスンレとチェジュンに来てほしいと
連絡した。
仕事のあとに来ると返事をもらった。
チェギョンはスンレがイ・ガンシンから勘当されていたことは聞いていたが
まさか宮と関わりがあるとは思っていたかった。