チェギョンはスニョンの側から離れなかった。
女官の一人が呟いた一言が耳から離れなかった。
『世子様に馴れ馴れしく生意気なのだ」
チェギョンは誰が言ったかはわからなくてもスニョンが倒れたのは自分のせいだ。
自分の替わりにスニョンが・・・
ガンヒョンとヒスンもチェギョンの側にいた。
でも、女官の呟きは聞こえていなかった。
一命をとり止めたスニョンの回復は早かった。
意識を取り戻したスニョンは泣いて謝るチェギョンに気にするなと言った。
スニョンはヒスンも自分も感謝しているのだと。
チェギョンと同じ楼閣に入ったお陰で体を売らなくても宮で生きていける。
女官見習いでも体をたてに大事な人を守る覚悟は出来ているんだから。
寝ずにスニョンの側にいたチェギョンに少し休んだ方が良いとガンヒョンガンヒョン言った。
チェギョンはガンヒョンも女官になったのかと聞いた。
あたしはチェ尚宮様みたいになるわ。
でもねチェギョンが好きだからあたし達は女官になりたいの。
チェギョンは私はチェ尚宮に女官にならないかって聞かれていない。
できが悪いからなんだね。
チェギョンは特別尚宮になれるかもよ。
それって側室のこと?
さぁね。(今回の件で妃宮の席が空けば妃宮にもなれるよ、チェギョン)
太大妃様は今回の毒入り菓子の事でチェギョンの側にいるもの二人が体調を崩したと聞き妃宮の仕業と確定する証拠を集めさせた。
皇帝と皇后、世子も部屋に呼び事件の話をした。
世子シンが打球で妃宮がチェギョンに無理やり賭けをさせビギナーズラックでチェギョンが勝ったこと。1週間チェギョンにおやつを届けることになったと話した。
してチェギョンが負けていたらどうしたのじゃ。
一月私と会わぬと。
チェギョンの身は大事ないな。
そんなにキーセンの子に肩入れなさるのですか?!
皇帝はシン・チェソンを覚えていますか?
はい、先帝の御学友で親友だとお聞きしています。
チェソン氏はチェギョンとシンを許嫁にすることをやっと納得してくれた日に襲われ命を落とされた。
なんと・・・
チェギョンの身を守るためシン家は教房にチェギョンを預け自分達も身を隠した。
先日、平壌にいることがわかり呼び戻そうと内官を派遣した。
教房にはチェギョンに客を取らせないという念書を書かせたのだが主が代わりチェギョンを客の前にだしたと聞きガンヒョンと共に身請けした。
ガンヒョンも両班の娘でな、チェギョンを守るため教房に売られたそうだ。
ガンヒョンは中々賢い子だから尚宮候補らしい。フホホホ