皆さん急に寒くなったと思いません?
のでぶはお布団出しました。
気がつくと毛布しか掛けてないんですけどね。(-_-;)

チェギョンの震えが止まるまで抱き締めていたシン。
世子(てぢゃさま)と甘えた呼び方で呼ばれると他の者には感じないかわいさが。
チェギョンへの苛めがひどくなっては困ると理性の総動員で我慢するしか。

太大妃様はシンがチェギョンを妃にしたいと言い出すのを待っていました。
今なら大義名分もありチェギョンを正妃にしやすいと思っていました。
ヒョリンについて調べさせていたものから報告が来ました。
ヒョリンと王族カン氏はヒョリンが宮殿に上がってからも男女の仲が続いていてしかも親子丼という。
宮廷キーセンとは言え側室に上がれば王や世子以外の相手と情を交わすなどもってのほか。
ヒョリンと世子カン氏親子を宮殿に喚ばねばと思う太大妃様でした。
その前に皇后が呼ばれました。
皇后は見習いキーセンのチェギョンを存じているか?
はい、世子が子供の頃通っていた楼閣からきた娘だとか。
チェギョンはな、シン・チェギョンというて聖祖陛下の学友で親友のシン・チェソン氏の孫じや。
チェソン殿がシンとチェギョンを許嫁にすることを承諾したとき何者かに襲われ命を落とされた。
チェギョンの親は娘の安全のため満月楼にチェギョンを預けた。
チェギョンには客を取らせないという条件で仕送りをする約束したんじゃ。
でも満月楼も主が替わって上玉のチェギョンが客を取っていないのはおかしいとチェギョンを売ろうとしたんだ。
チェギョンに付けていた護衛から連絡を受けた私はチェギョンと友達のガンヒョンを身請けしたのだ。
黙って話を聞いていた皇后は今の妃宮を追い出していいのだと受け取った。
王の側室には何も言えず我慢していた皇后は世子の妃を替えて宮殿の大掃除をすることを承知した。