見習いキーセンチェギョン(8)

チェギョンだけの部屋にシンがようになって二月｡
二人は今日も五目並べで熱戦中。
今日はシンが負けたのでチェギョンに欲しいものはないか？と聞きました。
チェギョンは自分達の部屋の子は皆絵を描くことが好きなので紙と墨が欲しいと言いました。
今まではスラッカンや風呂場の墨で反古紙に描いていると恥ずかしそうに言うチェギョン｡
シンはチェギョンが描いた絵を見せてくれるかと言いました。
チェギョンは自室からこれですと絵を持って来ました。
庭の銀杏の木でも描いたのか才能を感じさせる絵だった｡
次に来るときに紙と墨を持って来ると約束しシンは寝所に戻った｡
ガンヒョン,ヒスン、スニョンの三人はチェ尚宮に呼ばれた。
チェギョンの世話係り女官に取り立てると言うものだった。
その頃チェギョンはカヤグムの特訓中。
側室ヒョリンはチェギョンが下手で踊りにくいと言い出した｡
キーセンなのに楽器もできぬのか？
舞いは出来るのであろうな？
チェギョンは見習いなのでヒョリンのような中央で踊ったことがなかった。
次々と文句をつけるヒョリンにさすがの女官長も口を挟んだ｡
当然皇后や太大妃にも報告が上がった｡
太大妃はチェギョンの実の両親を探させていたのでヒョリンの態度がなお許しがたしとヒョリンの身辺調査を命じた。