シン君、お熱が出たの?
チェギョン、うつるといけないから離れろ。
チェギョンは大丈夫!
風邪で寝込んで三日目の僕のところにやったきたチェギョンは僕のベットに潜り込んで寝てしまった。
看病してあげるって言いながら自分が寝ちゃったらダメだろうって思ったけど
チェギョンの温かさで僕も眠くなった。
チェギョンの手を握っていたらしい。
母はもう僕のところに来てはくれない。
チェギョンだけだ。
次の日僕の熱が下がった。
チェギョンとお粥の朝御飯を食べた。
苦い薬は嫌いだけどチェギョンに良いとこ見せたくて薬湯を我慢して飲んだ。
チェギョンも風邪がうつっているといけないので薬湯を飲ませられた。
涙目で我慢して飲んだのだろう。口直しのケーキに目を輝かせていた。
僕がかいふくするとチェギョンはおじいさんに迎えにきてもらって帰って行った。
だけどチェギョンは次の日から高熱が出て僕を呼んでいたらしい。
皇太子の僕はどんなに行きたくてもいけないのでチェギョンの好きなケーキを届けさせた。
チェギョンの熱はすぐに下がったらしい。