いつの間にか街路樹が色づき朝晩のお布団が恋しくなりました。
チェギョンはしっかり食欲の秋を満喫しています。
シン君、お願いがあるんだけど。
却下。
ここの駐車場を使ってパーティしようかと思うんだけどね、ダメかな?
ガンヒョン達やイン君達とこのアパートに住んでいる宮の職員の皆さんとね。
まあ、イギサの皆さん達はお仕事しながらになっちゃうけど楽しいと思って。
料理とかどうするんだ?
ケータリングでもするのか?
まさか、一人一品づつの持ち寄りだよ。
ガンヒョン達をここにまだ呼んでないし日頃お世話になっている皆さんと仲良くしたいもん。
不埒な奴に一服盛られたら、
大丈夫、だって自分の持ってきた料理は自分で味見することにすればいいのよ。


その週末アパートの駐車場に住んでいる宮の職員半分とイン達とガンヒョン達親友グループ
そしてユルと婚約者ヘミョンに皇太后様まで参加してパーティが始まりました。
チェギョンは自己紹介の時に自分が持ってきた料理の説明と味見をしてもらいました。
チェギョンは普段食べられないトッポギや豚足等を食べ歩きご機嫌です。
シンも焼き肉をサンチュで巻いて食べていました。
皇太后様やヘミョンも始めて食べる庶民の味を楽しんで帰りました。
皇太后とヘミョンが帰った後シンは職員の様子を観察しました。
チェギョンは嫌がるとわかっていますが自分達が宮殿に帰った後信頼できるのか見極めたいのです。
ユルがシンの側に来て車の影を見るように言いました。
シンが見ると内官のイ・クォンが知らない男と話していました。
ユルがキム内官も呼んで男の様子を見ていると
男は王族のオ・ソジンだとわかりました。
イ・クォンがシン達に気付きオ・ソジンを紹介しました。
昼前に始まったパーティもあらかたの料理がなくなってお開きとなりました。
チェギョンは皆に又、パーティしようと挨拶していました。