夕方ヘミョンとチェギョンが美容サロンから帰って来た。
二人は賑やかに東宮殿に入って来ると女官にサロンで買って来たお茶を入れさせた。
「シン君サロンの美容師のカン・ミンギ先生が毎月15日前後に伺っていいですか?って言うんたけどいいかな?」
「公務がなければな。」
「ありがとう、シン君。」
「今日お前の髪をいじっていたのがカン・ミンギか?」
「違うよ。カン・ミンギさんはあのサロンのオーナーさんだからヘミョンお姉さまの担当になったよ。」
「じゃあお前に触れていたのは誰だ?ここにも来るのか?」
「彼はファン・ヘジンさんよ。」
「あたしの担当になってから長いの。」
「いつもお前の身体にもさわるのか?」
「嫌だ、シン君見ていたの?髪の長さを決めただけじゃない。」
「それでも嫌だ!」
「ファン・ヘジンさんはあたしになんか興味ないよ。」
男は信用するな!」
「ファン・ヘジンさんはゲイだからあたしよりシン君に気があるんだって。」
じゃあ奥の部屋に案内した男がお前にエステしたのか?
男じゃないよ。彼女はクォン・ユリさんは女です。
あのサロンの奥にスポーツジムもあって趣味のボディビルやるから凄い身体なのよね。


俺は今日一日無駄にヤキモチを妬いていただけなのか?!
「チェギョン、疲れた俺も癒してくれ。