姉上の部屋で1時間程お茶を楽しんだ後コン内官に呼ばれ執務室へ戻った。
スマホを取り出しインに掛けた。
[週末、予定はあるか?なければ宮でお昼を食べないか?]
[シン、本当に?]
[本当だ。ギョンとファンも一緒に。]
[おい、宮に呼んでくれるのは初めてだぞ?]
[いやなら無理に誘わないが?]
[もちろん行かせてもらうよ。]
[時間は後で知らせる。ギョン達にも話しておいてくれ。]
俺はチェギョン達が来ることをインに言わなかった。
次の日イン達に11:00に宮に来てくれるよう話しているとヒョリンが私は何時に行けばいいのかしら?って割り込んできた。
[悪いが君は招待していない。]
[私は恋人でしょ?真っ先に呼ばれて当然でしょ。]
[君は何時から僕の恋人になったんだ?僕は君をよく知らないのに?!]
[私はいつもシンの側にいたでしょ。みんな私の事皇太子の秘密の恋人って言っているわ。]
[みんなが言っているって?]
[シン、お前昼休みとかヒョリンと会っていたろ?]
[ギョン、俺は一人になりたくて踊り塲にいただけだ。]
そんな・・・
[そういう事で君は俺の恋人ではないし宮にも招待していないので出ていきたまえ。]