案内所にやって来る輩で、
ひと目でわかることがある。
それはコミュニケーション力。

案内所を訪れる時点で、その人は、
この町は初めてだろうと思われるわけで。
それを前提にこっちはパンフを渡しながら、
「こう廻ったほうがいいですよ~」
とガイドするわけで。
大概はそれを参考にしようと思ってくれるのか、
聞いてくれるのだけど、
それを真っ向から拒否する輩がたまにいる。

「どちらからお越しですか~」
と話しかけても完全無視。
ただ、自分でパンフをあさりはじめ、
そして勝手にみつけて、勝手に出ていく。

そうしたい人も中には居るから、
何も思わないけど、
それが家族連れだったりすると、
いったいどんな家族なんだろーと一応心配してあげるのだ。
そんなんでどんな子供が育つんだろうかと。
社会性って、他人との関わりの中で学んでいくんじゃないのと。

まぁ、他人のことなんでどうでもいいんだ。
この頃は、そういう人がどんな人なのか、
ひと目見ただけでわかるようになってきた。
あ、この人は他人と関わりたくない人だな、と。
だから、はじめから話しかけない。
お互い嫌な気持ちになりたくないでしょーから。
案内所だからそういうの出来るんだけど、
商売やってるところじゃ、辛いだろうな。
そういう輩に限って、上から目線で文句、
いや、意見を言ったりするんだ。

旅の恥はかき捨てじゃないけど、
人として恥ずかしくない行動で旅行して欲しいものです。