昨日のことだけど。

市の廃棄物集積所である賀茂環境センターに、

モノを捨てに行った。

いわゆる

 *有害ごみ

 *埋立ごみ

 *不燃性粗大ごみ

を。

車を係員の誘導で建物の中にすすめて、

「ここ、バックで停めて」といわれ、

車の後ろからブツを降ろしたわけだが。

僕が、ごみを下ろすのとほぼ同時、

いやそれを待っていたかのように()

係員はそれらを投棄場所に放り込んでいった。

そこは2階建ての2階部分で、

そこにすごく大きなじょうろのような口があって

そこから放り投げると、1階に落ちていく仕組み。

いわゆるマンションのダストシュートのでっかい版。

持っていったごみの中には、

ワープロやらコンポやらもあったけど、

それらに何の躊躇もなく、放り込んでいった。

ひとつ下ろす、そしてふたつ目を下ろす、

そのふたつ目の作業のときに、

ひとつ目は既に放り込まれているので、

下ろしたひとつ目のブツはもうそこにはないわけだ。

確かに、彼らにはゴミとしか思えないわけだし、

使ってきたという思い入れ、センチメンタルな感情は

微塵もないのはわかっている。

でも、それを横目で見てたら、

モノっていったい何なんだろう?

その価値っていったい何なんだろう?

と、素朴に思ってしまった。

本当に捨てなきゃいけないのは、

自分自身の「モノへの執着心」かもしれない。

部屋のダウンサイジングキャンペーン。

まだまだ継続中。