前回の記述が中途半端になってしまったのと、
ヒマなので補筆と考察を。
実はこのイベントに会社が参加している。
中途半端に大きい会社なので、カレンダーや手帳がそこそこ届けられる。
各部署から余ったブツを集めて、会社としてこのイベントに寄贈(参加)するわけだ。
いつから参加するようになったのかはわからないけど、
もう10年くらいやってるように思う。
この主催団体が、広島ケナフの会という任意団体。
HP http://www.kenaf.gr.jp/index.html
このサイトの中にチャリティーカレンダー展の収支報告が、
下記のように掲載されている。
(1)
2009年 第13回収益金 \866,016
上記収益金から、海外への送料、振込手数料、諸経費を差し引いた全額を
下記の通り寄付いたしました。
寄付額 (財)ヤマト福祉財団 \421,000
あしなが育英会 \421,000
(2)
2010年 第14回収益金 \991,075
上記収益金から、海外への送料、振込手数料、諸経費を差し引いた全額を
下記の通り寄付いたしました。
寄付額 (財)ヤマト福祉財団 \465,000
あしなが育英会 \465,000
(3)
2011年 第15回収益金 \1,530,429
上記収益金から諸経費等を差し引いた全額を下記の通り寄付いたしました。
寄付額
(財)ヤマト福祉財団 \400,000
あしなが東北レインボーハウス建設基金 \1,000,000
2009年 差引経費 24,016円 (経費率 2.7%)
2010年 差引経費 61,075円 (経費率 6.1%)
2011年 差引経費 130,429円 (経費率 9.3%)
2010年から2011年にかけて収益はおよそ1.5倍になっているのは、
単純に販売価格を100円から200円と2倍にしたことによるもの。
しかしながら、
差し引いた「経費」も販売価格と同様に2倍になっており、
2009年に比すと5倍以上なのはどうしてなのだろう。
本当に必要な経費なのか。
自分達のポケットマネーにしていないのか。
こういうチャリティってやつには胡散臭さが蔓延している。
確かに、それぞれの団体に寄付しているのだろうけれど、
この主催団体が幾分か流用しているとしか思えない。
このチャリティにおいて、
本当に経費分を差し引いての寄付なら、
寄付額が1,000円単位の数字になることは、
まずありえない。
そこが胡散臭い所以。
24時間テレビでも、赤い羽根でも、NHK歳末たすけあいでも、
結果報告で、そんな千円単位の寄付(募金)額を見たことがない。
経費だという海外への送料、振込手数料、
その他会場の使用料もあるでしょう、
それを一度、すべて公開して欲しいものです。
チャリテイという以上、
オープンに出来ない理由はないでしょう。
先に寄付額ありきで
あとから経費を決めているのようにしか思えない。
このチャリティには、まったくリアリティがない。
だからとっても胡散臭い。
きょうの結論。
こんな胡散臭いイベントに参加ではなく、
「加担」しているのは、
会社として恥ずかしいと思うのだが。。。。